Steamのベータ版・旧版切替とセーブ互換性を確認する
ブランチ切替はゲーム本体の版を置き換えます。旧版が用意されているか、セーブを戻せるかはゲームごとの条件です。元の版とセーブを記録・保全し、テスト用の続きで試してから正式版へ戻す判断をします。
公開 · 更新 · FaultNote 編集方針
この記事が役立つ人・作業前の準備
- Steamで対象機能を使い、自分のデータを保全したい人
- 操作の前後を確認し、戻し方まで準備したい人
用意するもの
- 対象ゲームの公式ベータ案内、更新履歴、セーブ保存先を確認する
- 現在のブランチ名、版、MOD一覧、進行スロットを記録する
- ゲームを終了し、重要なセーブを別フォルダーへコピーする
ゲームのブランチとSteam本体のベータを分ける
ここで変更するのは、ライブラリ内の特定ゲームの配信版です。Steamクライアント自体をベータへ切り替える設定とは別です。新機能を試すゲームのpublicbetaや、開発元が残した旧版へ切り替える操作を扱います。別のゲームやクライアント全体へ一括で影響させる作業ではありません。
ValveのSteamworks資料は、ブランチを公開・非公開で提供する特定ビルドとして説明しています。ユーザーが選ぶと現在のインストール済みブランチを置き換える取得が始まります。単に起動オプションを追加する手順と違い、ゲーム本体が変わることを先に理解してください。
すべての過去バージョンを自由に選べる機能ではありません。開発元が公開している選択肢だけを確認し、目的の旧版がなければ公式サポートへ対応状況を尋ねます。アクセスコード付きの版は正規の案内を使い、見つけた文字列で制限を回避する作業は行いません。
戻したい状態を切替前に保全する
切替前に現在のブランチ名、ゲーム内の版、セーブスロット、進行地点、使っているMODを記録します。スクリーンショットや短いメモがあれば、正式版へ戻ったあと同じ状態か判断できます。日付だけでは複数スロットを区別できない場合があるため、章やプレイ時間も控えます。
ゲームを正常終了してから、提供元が案内するセーブ保存先を別フォルダーへコピーします。コピーはベータが書き込む場所の外に置き、正式版・日付を名前に含めます。ゲーム本体のバックアップだけではセーブが入るとは限らないため、今回の進行データを独立して保全します。
ベータ側でセーブが変換されると、旧版へ戻してもそのデータを読めない場合があります。この可否はSteamのブランチ選択画面では判断できません。公式の互換性説明がないときは、重要な続きをそのままベータで進めず、新規スロットや試験用データを使えるか確認します。
現在の画面で公開されている版を選ぶ
ライブラリでゲームを右クリック→プロパティ→Game Versions & Betasを開きます。日本語表示や古いクライアントでは名称が違うことがありますが、ゲームの配信版を選ぶページであることを確認します。Steamworksの現行案内はこの名前を使っています。
開発元の案内に書かれたブランチ名を選び、アクセスコードが必要なら公式に提供されたものを入力します。似た名前のtestとunstableを雰囲気で選ばず、対象の版と目的を照合します。元に戻すため、変更前の既定版表示も記録しておきます。
選択後はダウンロード画面で切替の取得と処理を待ちます。途中でゲームを起動したり、手動で別版のファイルを混ぜたりしません。完了後にライブラリの選択ブランチ表示を確認し、ゲームを開いたら内部の版も照合します。
- ゲームのプロパティ→Game Versions & Betasを開く
- 公式案内のブランチを選び取得完了を待つ
- 選択ブランチとゲーム内の版を確認する
互換性説明をゲーム個別に読む
具体例としてKleiのRotwood案内は、ベータが別のセーブファイルを使い、既存セーブを持ち込むならバックアップを勧め、正式版へ戻す互換性の保護を約束しないと説明しています。これはRotwoodの条件です。同じSteam機能を使う他のゲームにも別保存があるとは限りません。
自分のゲームでは、同じ保存先か別保存か、新版で保存したデータを旧版で読めるか、MODやオンラインサーバーの対応がどうなるかを確認します。資料が見つからなければ、分からない条件を分からないままにし、取り返せる正式版のコピーを保全して試験用の範囲だけで使います。
共同プレイの予定がある場合は相手と版を合わせる必要があるかも確認します。ベータを選んだら接続できなくなったという状況では、ネットワーク障害と決めず、双方の版とサーバー条件を先に照合します。進行互換性と通信の版互換性は別項目です。
試験用プレイの確認範囲を決める
新機能の動作だけを見たいなら、新規スロットや開発元が指定するテストデータで短く確認します。既存の長い続きが必要な検証でも、元コピーをそのまま残し、作業用のコピーを使います。コピーの扱いもゲームの公式手順がある場合はそれを優先します。
試す場面、起動、ロード、保存、再ロードの結果をメモします。起動できただけではそのセーブを継続利用できる確認になりません。試験中に新しいセーブができたら、それはベータで作成したデータとして区別し、正式版の保全コピーを上書きしないようにします。
MODを多く使うゲームでは、切替後の互換性を提供元やMOD作者の案内で確認します。動かないときに複数MODと起動指定をまとめて変えると原因が分からなくなるため、まず記録した条件と版変更だけの差を見ます。適合しない試験は正式版へ戻してから別に調査します。
正式版へ戻して読み込む前に確認する
ゲームを終了し、ベータで作ったデータも必要なら別コピーします。Game Versions & Betasで元の既定版を選び、ダウンロードと処理の完了を待ちます。正式版へ戻したという選択だけで、本体の置き換えが終わったとは判断しません。
正式版のゲーム内バージョンを確認し、保全していた進行を使う場合は提供元の復元手順に従います。復元先の現状もコピーしておくと、間違ったスロットを戻したときのやり直しができます。ベータのセーブを互換性確認なしで読み込ませないでください。
同じスロットをロードし、記録した地点が見えるか、通常の保存と再ロードができるか確認します。元に戻ったあとも画面やMODに問題があるなら、ブランチ名、版、エラーを記録して提供元へ相談します。進行が見えないからと、保全済みファイルを削除して初期化しません。
- ゲーム終了後、ベータ側の必要データを別保管する
- 元の既定版を選び取得を完了する
- 版とセーブを照合してから通常プレイへ戻る
選択肢がない・切替が進まないとき
目的の旧版やベータが一覧にない場合は、公式案内の対象ゲーム、公開期間、アクセス条件を確認します。公開停止や名称変更の可能性があるため、過去のスクリーンショットの選択肢を今も存在すると扱いません。アクセスできる版だけを利用し、必要なら提供元へ確認します。
選択は変わったが取得が待機中なら、ダウンロード画面の状態と空き容量を見ます。更新スケジュールや他の取得が先にある場合は必要な処理を確認します。本体が混ざる手動コピーを加える前に、Steamが処理を完了できているかを確かめます。
起動後の版が予定と違う場合は、別のショートカットや別インストールを開いていないか見ます。ライブラリから通常起動して比較し、選択ブランチ表示とゲーム内の版を記録します。自分で検証していない修復を必ず直る手順として案内せず、提供元へ具体的な差を伝えます。
切替を終える前のチェック表
完了の判断は、目的の版へ切り替わった、試験用データの結果が分かった、正式版へ戻す条件が確認できた、重要な元セーブが残る、の4項目です。ベータで遊べたことだけでセーブ互換性の確認が終わったとはしません。戻せない条件なら、そのまま続けるかも進行を分けて判断します。
記録には元と試験側のブランチ、確認日、セーブコピーの場所、試した場面、戻した結果を残します。次のゲーム更新で前提が変わることもあるため、以前試せた旧版が今も公開されるか、古いセーブが今も読めるかは必要な時に確認します。
大切なのは、本体の版変更と進行データの変更を別に追える状態です。正式版コピーを保全したまま試験用を選び、戻るときにも現状を残してから操作すれば、どちらのデータが必要か分からなくなる失敗を減らせます。
注意点・利用条件
- 本体の版を戻すこととセーブを戻すことは別
- 旧版やベータの公開範囲と互換性はゲーム個別に確認する
よくある質問
旧版はすべて選べますか?
開発元が公開するブランチだけが対象です。一覧に目的の版がなければ、公開期間やアクセス条件を公式案内で確認します。Steamへゲームを所有していることが、過去の全ビルドへの利用権を意味するわけではありません。
正式版へ戻せばセーブも自動で元になりますか?
本体の版とセーブは別です。ベータで変換されたデータを旧版で読めるとは限りません。元セーブを別保管し、戻す条件をゲームの公式資料で確認してから進めます。
どのブランチを選べばよいか分かりません。
目的の機能や修正を説明するゲーム公式案内の名前を使います。似た名前を推測で選ばず、現在の版と元に戻す選択肢を記録します。開発元が示す対象以外のブランチは試験の範囲に含めません。
MODはそのままで使えますか?
ゲームとMODの対応版によります。切替前の一覧を残し、作者や開発元の互換性案内を確認します。問題が出たら複数の設定をまとめて変更せず、版変更との関係を分けて調べます。
出典・確認日
情報確認日:。仕様・操作方法・価格などの確認に使用した出典を掲載しています。適用条件や現在の情報は各リンク先で確認してください。