PowerPointのスライドマスターで見出し・ロゴの位置をそろえる
共通ロゴはマスター、本文と写真の配置はレイアウトへ設定し、既存スライドへの影響を少数で確認します。直接置いた図形まで一括で変わるとは考えず、適用元を調べて修正します。
公開 · 更新 · FaultNote 編集方針
この記事が役立つ人・作業前の準備
- 複数人で作った資料の見出し位置や共通ロゴをそろえたい人
用意するもの
- 元PPTXを残し、表紙・本文・写真ページを含む編集用コピーを用意する
- WindowsまたはMacのデスクトップ版で開く。Web版ではマスター編集を同じ操作で行えない
マスターと一枚だけの図形を見分ける
12枚の会議資料で、ロゴは全ページ、見出しの位置は本文ページだけ統一する例です。マスターを変更するとそのマスターを使うスライドへ影響し、配下のレイアウトを変更するとそのレイアウトに属するページへ影響します。全ページを直接ドラッグして直す前に変更の範囲を決めます。
通常表示で選択できないロゴはマスターやレイアウトに置かれている場合があります。選べないから画像として貼り直すと二重になるため、まず[表示]→[スライドマスター]で元の要素を探します。通常表示で選べる図形は直接配置されたものとして別に確認します。
現在使っているレイアウトを確認する
通常表示で対象スライドを選び[ホーム]→[レイアウト]を開きます。表紙と本文で異なるレイアウトを使っているかを控え、マスター表示の左側で該当する小さなレイアウトを探します。最上部の大きなサムネイルがマスターで、その下に各レイアウトが並びます。
他の資料からスライドを取り込んだ場合はマスターが複数存在することがあります。見た目が似ていても別の適用元なら一方の変更は届きません。タイトル名だけでなく対象ページに適用されたレイアウトを照合し、未確認のマスターをまとめて削除しないでください。
共通ロゴを親マスターへ置く
全体へ出すロゴなら親マスターを選び、画像を挿入して余白内へ配置します。本文を覆わない大きさにし、表紙にも必要かを確認します。既存のロゴが配下のレイアウトや通常スライドにあるなら、重複を確認してから整理します。
この位置は通常表示の利用者が誤って動かしにくい利点があります。一方でページごとにロゴを消したい構成には向きません。必要なレイアウトだけに置く方法もあり、全ページ共通と一部共通を先に区別すると後の例外修正を減らせます。
本文用レイアウトの見出しを調整する
本文用レイアウトを選び、タイトルのプレースホルダーを移動・サイズ変更します。手動のテキストボックスを新しく重ねるより、既存のタイトル領域を調整すると後からレイアウトを適用するページにも使えます。本文の領域と重ならないかを確認します。
長い見出しを一つ入れた試験ページで、二行になったときの高さと本文との間隔を確認します。短い見出しだけで位置を決めると例外ページで重なる場合があります。本文フォントまで変える必要がなければ、今回の変更対象を見出しの位置に限定します。
既存ページへレイアウトを再適用する
[マスター表示を閉じる]で通常表示へ戻り、試験用の本文スライドを選んで[ホーム]→[レイアウト]から変更したものを再適用します。Microsoftは既存ページには再適用が必要な場合を説明しています。新しいスライドだけ変わる状態ならここを確認します。
直接置いたテキストボックスや手動で変更した要素は、レイアウト定義と同じようには戻らない場合があります。[リセット]を使う前にも試験コピーで結果を確認し、独自の位置が必要な図や表まで意図せず変わらないかを見ます。
一部だけ変わらない場合を調べる
変わらないページの適用レイアウトと親マスターを確認します。別マスター、別レイアウト、直接配置、手動書式のどれかを分け、同じ操作を全ページへ繰り返すだけにしません。ロゴが二つ見える場合は、通常表示とマスターの両方へ置かれていないか調べます。
意図的な特殊ページは別レイアウトとして扱うと、共通本文の修正に巻き込みにくくなります。例外の位置を通常ページへ戻す必要があるかを確認し、デザイン上の例外と適用漏れを区別してから変更します。
全体確認と戻し方
表紙、短い本文、長い見出し、写真ページをスライドショーで確認します。共通位置がそろったことだけでなく文字や写真が隠れていないかを見てから対象ページへ適用を広げます。保存後に開き直し、レイアウトとロゴが保持されているか確認します。
問題がある場合は作業中なら元に戻し、保存後なら保管した原本から変更前の構成を確認します。直接置いた要素の整理とマスター変更を別段階にすると、どちらで崩れたか追えます。編集可能なPPTXを残し、確認用PDFだけを原本の代わりにしません。
注意点・利用条件
- 使用中か未確認のマスターは一括削除しない
- マスターの修正と直接配置された図形の修正は別に確認する
よくある質問
通常表示でロゴを選べません。
マスターかレイアウト上の要素の可能性があります。[表示]→[スライドマスター]で対象を探します。別のロゴを上に重ねる前に元を確認してください。
新規ページだけ変わります。
既存スライドへ変更したレイアウトを再適用します。それでも変わらない場合は別マスターや直接配置を確認します。
Web版だけで編集できますか?
Microsoftの案内ではマスターのカスタマイズはWeb版では利用できません。デスクトップ版で定義を変更し、通常スライドの確認を行います。
すべての書式を一括で戻してよいですか?
独自の配置も変わる可能性があるため、コピーの代表ページで確認します。意図した特殊ページは対象から分けて判断します。
出典・確認日
情報確認日:。仕様・操作方法・価格などの確認に使用した出典を掲載しています。適用条件や現在の情報は各リンク先で確認してください。