OneDriveで上書き前のファイルへ戻す:バージョン履歴の確認と復元
OneDriveに保存されたファイルのバージョン履歴から、誤編集する前の版を選んで戻します。復元すると選んだ版が現在の内容になるため、必要なら現在のコピーを別に残します。削除されたファイルはごみ箱の復元と分けて確認します。
公開 · 更新 · FaultNote 編集方針
この記事が役立つ人・作業前の準備
- OneDrive内の文書や表を誤って上書きした人
- 共同編集中の内容を以前の状態と比較したい人
用意するもの
- 対象のOneDriveアカウントと、ファイルが入っているフォルダーを確認します。
- 共同編集している場合は、復元を行う間の編集を関係者と調整します。
- 今の内容も必要なら、対象アプリの[コピーを保存]などで別名の控えを作ります。
誤って表を上書きした場合の選び方
昨日の表が必要なのに、今日の内容で上書きした例です。まず現在のファイルを別名にし、OneDriveの対象ファイルでバージョン履歴を開きます。更新日時が昨日だからという理由だけで選ばず、必要な表の列と値が残っている版かを確認します。別名のローカルファイルとクラウド上のファイルを混同しないよう、ブラウザーではアカウントと保存フォルダーも確認します。
復元後は同期が完了してからアプリで開き直します。必要な値が戻っている一方で、今日追加した別の有用な列が消えている場合は、保存しておいた現在版のコピーと比較して必要な内容を整理します。共同編集者がいるファイルでは、復元が共有の現在内容にも影響することを踏まえ、個人のコピーで比較する作業を先に行います。
履歴に目的の版がなければ、同名の別フォルダーや別アカウントを確認します。削除したファイルならごみ箱から見つかる可能性もあるため、上書きと削除を分けて調べます。履歴がないという理由だけで同期を切ったりフォルダーを作り直したりすると手掛かりを失うため、今あるファイルと履歴を保管した状態で確認を進めます。
- 現在版を別名で残す
- 対象アカウントとフォルダーを確認する
- 必要な表の内容から候補を選ぶ
- 同期後に新旧を比較する
1. 上書きと削除を見分ける
バージョン履歴は、OneDriveやSharePointに保存されたファイルの過去の内容を扱います。PC内だけに保存していた別ファイルには、同じ履歴があるとは限りません。
- ブラウザーでOneDriveへサインインし、対象ファイルが現在のフォルダーにあるか確認します。
- ファイルがあるが中身が違う場合は履歴へ進み、ファイル自体がない場合はOneDriveのごみ箱を確認します。
2. 現在の状態と目的の日時を記録する
単に一番古い版を選ぶと、必要な変更まで失う場合があります。誤編集の時刻と、残したい変更が入った時刻の間を目安に候補を探します。
- ファイル名、保存場所、誤編集のおおよその時刻をメモします。
- 残したい新しい内容が含まれる場合は、現在のコピーを別名で保存して開けることを確認します。
3. バージョン履歴を開いて候補を見る
履歴は日時だけでなく内容を確認して選びます。利用できる保存期間や履歴はアカウントや組織の設定にも影響されるため、画面にある版を基準にします。
- OneDriveで対象を右クリックし、[バージョン履歴]を開きます。同期アプリがあるPCではエクスプローラーの同じメニューも使えます。
- Officeファイルはアプリの[ファイル → 情報 → バージョン履歴]から候補の版を開き、必要な文章やセルが残るか見比べます。
- 目的の版の日時を控え、選択対象が同名の別ファイルでないことも確認します。
4. 確認した版を現在の内容へ復元する
復元は閲覧だけの操作ではありません。選んだ過去の版が現在のファイルになり、それまでの現在版は履歴側へ移ります。
- OneDriveの履歴で目的の版の[…]を開き、[復元]を選びます。
- 処理後にファイルを開き直し、戻したかった箇所が以前の内容になっているか確認します。
- 共同編集を再開する前に、どの版へ戻したかを関係者間で確認します。
5. 同期先でも結果を確認する
ブラウザーと開きっぱなしのアプリが、すぐ同じ表示になるとは限りません。作業を再開するファイルを開き直して、実際の内容で判断します。
- PCで同期が完了したことを確認し、対象アプリでファイルを開き直します。
- 主要な文章、数式、画像などを確認し、必要な新しい変更は控えのコピーから見比べて取り込みます。
- 想定と違う場合は追加の編集を止め、履歴と控えから戻す対象を再確認します。
候補の版を選ぶ前に現在版を残す
今の版にも新しい修正がある場合は、別名のコピーを作ってから復元します。更新日時だけでは誰の変更が入っているか分からないことがあるため、復元候補の内容を確認し、戻したい文章や表がある版を選びます。
共同編集では他の人の変更も同じファイルに入ります。復元する版を決める前に必要な最新変更を記録し、復元後の内容と現在版のコピーを比較します。バージョン履歴は個人の操作だけを取り消す機能とは限りません。
- 現在版を別名で保管する
- 候補の内容を確認する
- 必要な最新変更を控えてから復元する
同期した後に開き直して確認する
復元後はOneDriveの同期状態を確認し、編集アプリを開き直して内容を見ます。開いたままのアプリに古い内容が残ることがあるため、同期前の表示だけで復元成功を判断しません。必要な表の値や文章を1か所以上具体的に確認します。
履歴が見えない場合は、同名のローカルコピーではなく対象のOneDriveファイルを開いているか、正しいアカウントかを確認します。削除済みのファイルはバージョン履歴ではなくごみ箱を先に確認し、設定前の版が必ずあるとは考えません。
- 同期状態を確認する
- アプリでファイルを開き直す
- 目的の値とアカウントを確認する
結果から次の操作を選ぶ
表は横にスクロールできます →
| 状態 | 判断 | 次の確認 |
|---|---|---|
| 上書き前へ戻したい | バージョン履歴 | 現在版のコピーを先に残す |
| ファイル自体が消えた | ごみ箱も確認 | 同名別フォルダーと区別 |
| 別PCだけ内容が古い | 同期や開いたアプリを確認 | 同期後に開き直す |
注意点・利用条件
- 履歴に存在しない版や保持期間を過ぎた版を、この操作で必ず復元できるわけではありません。
- 組織のアカウントでは管理者が版管理を制限している場合があります。設定変更は管理者へ確認します。
- ファイル単位の復元と、OneDrive全体を過去へ戻す機能は範囲が異なります。
よくある質問
写真やPDFにもバージョン履歴はありますか?
OneDriveの版管理はOffice文書以外の形式にも対応します。ただし対象ファイルに必要な版が実際に残っているか確認が必要です。
バージョン履歴が表示されません
対象のアカウント・保存場所を確認し、OneDriveのWeb画面でも試します。組織の設定や履歴の有無も関係するため、ローカル保存だけのファイルと区別します。
元へ戻すと今日の修正も消えますか?
選んだ版の内容が現在版になるため、新しい修正を失う可能性があります。現在版をコピーし、必要な部分を比較できるようにします。
履歴の日時だけで選べますか?
日時は手掛かりですが内容の保証ではありません。必要な文章や表の値がある版かを確認して選びます。
出典・確認日
情報確認日:。仕様・操作方法・価格などの確認に使用した出典を掲載しています。適用条件や現在の情報は各リンク先で確認してください。
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