比較・選び方 · OneDrive / Backblaze

OneDriveとBackblazeの違い|PCバックアップに必要なのはどちら?

共同作業や端末間で最新のファイルを使うことが中心ならOneDrive、PC上の対象ファイルを別の場所へ保護して復元することが中心ならBackblaze Computer Backupを候補にします。両方を契約しても同じファイルが自動的に二重保護されるとは限らず、WindowsのOneDrive同期ファイルには現行のバックアップ制約があります。

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OneDriveとBackblazeの違い|PCバックアップに必要なのはどちら?の流れ:どの障害から、どのファイルを戻したいかを決める、比較表:同期範囲と復元範囲は別に見る、WindowsのOneDrive配下は二重保護を前提にしない、履歴の期間と契約を購入前に確かめる、バックアップ完了の表示だけで終わらず復元する、対象範囲の抜けをフォルダーで調べる、復元量と利用できる回線で選ぶ、具体例から決める判断の分岐、試験から切り替え完了までの手順
この記事の手順・確認項目の一覧。実際のアプリ画面ではありません。

この記事が役立つ人・作業前の準備

  • Microsoft 365のOneDriveだけでPCの備えが足りるか判断したい人
  • 写真や制作データをクラウドバックアップへ追加したいWindows利用者

用意するもの

  • 保護したいフォルダーの完全な保存場所と容量
  • 現在のOneDrive契約、バックアップ契約、削除に気付くまでの想定期間

どの障害から、どのファイルを戻したいかを決める

例えばノートPCの故障に備える場合、OneDriveに入れた文書と、別ドライブに保存した制作データは分けて確認します。クラウドに見える文書があることだけでは、別の保存場所のデータまで保護されているとは判断できません。

OneDriveにも復元機能があります。Microsoft 365利用者向けのOneDrive全体の復元は、過去30日間の操作を戻すための機能です。一方Backblazeは対象となるローカルファイルの保護を目的とし、OSやアプリを含む完全なPCイメージの復元サービスではありません。

比較表:同期範囲と復元範囲は別に見る

「容量が大きい」「バックアップという名前」という理由だけで選ばず、次の違いを自分の保存場所へ当てはめます。保護される範囲は、実際の設定と対象外ルールで決まります。

表は横にスクロールできます →

比較表:同期範囲と復元範囲は別に見る
比較項目OneDriveBackblaze Computer Backup
主な使い方同期・共有するファイルの利用対象のPCファイルを別拠点へ保護
対象範囲OneDriveに保存・同期した範囲対象ドライブとファイル。除外あり
削除や上書き利用できる履歴・ごみ箱・復元条件を確認選択したVersion Historyの期間を確認
OSとアプリの丸ごと復旧別の復旧手段を用意PCイメージとしては復旧しない
併用時の確認同期フォルダーの実体と保存場所を記録OneDriveファイルが実際に復元一覧に出るか確認

WindowsのOneDrive配下は二重保護を前提にしない

確認時点のBackblaze公式ヘルプでは、OneDriveの更新により、同期されたファイルをバックアップできないと説明されています。オンライン専用だけでなく、ローカル利用可能なファイルにも関連する属性が付くため、「このデバイス上で常に保持する」だけで解決すると決めつけないでください。

同ヘルプは、Backblazeが読み取れる別のローカル場所へのダウンロードを案内しています。併用を検討するなら、まず少量のテスト用データを同期フォルダーの外へ保存し、バックアップと復元を確認します。作業用ファイルを別の場所へコピーする運用では、そのコピーを更新する担当とタイミングも必要です。

履歴の期間と契約を購入前に確かめる

BackblazeのVersion Historyには保持期間の選択があり、公式ヘルプでは1年間の履歴を追加ストレージ費用なしで選べると案内されています。ただし自分のアカウントで実際にどの期間が選択されているかを確認してください。後から期間を延ばしても、すでに保持期限を過ぎたデータが戻ると期待してはいけません。

長期保持のForeverは、古い版の保管に追加料金が発生する条件があります。月払い・年払いなどの請求周期、保護したいPC台数、必要な履歴を購入画面で照合します。削除してローカル容量を空けるための永久保管庫として使う場合は、通常のPCバックアップとは要件を分けてください。

バックアップ完了の表示だけで終わらず復元する

次のテストは、サービスが自分のデータ配置に適合するかを購入・継続判断するための手順です。実データを削除して試す必要はなく、テスト用のコピーで確認できます。

  1. 名前と中身を識別できる小さなテストファイルを、保護したい各保存場所に用意します。
  2. バックアップ対象と除外設定を確認し、対象ファイルの処理が完了するまで待ちます。
  3. 復元画面でファイル名だけでなく保存場所と更新日時を照合し、別のフォルダーへ復元します。
  4. 中身を開き、必要なら以前の版も戻します。検証日、対象外の場所、選択した保持期間を記録します。
  5. 大容量の全体復旧では通信時間と復元先の空き容量も必要になるため、故障時に使う別PCや保存先を決めます。

対象範囲の抜けをフォルダーで調べる

デスクトップだけでなく、制作素材、ゲームの設定、別ドライブの文書など必要な場所を列挙します。各場所について同期先とバックアップ先を記録し、対象外の場所がないか確認します。アプリが起動していることだけでは全フォルダーの保存を保証しません。

OneDriveのオンライン専用ファイルはPCに実体がない場合があります。Backblazeへ保存したいファイルはローカル取得の条件を公式手順で確認し、必要なコピーがある状態を作ります。容量不足なら全体を一度に取得せず、優先順位と別の保存経路を検討します。

復元量と利用できる回線で選ぶ

数点の文書だけ戻す場合と、PC故障後に大量の素材を戻す場合では復元方法の使いやすさが違います。通常の回線で見本を復元し、保存先、圧縮ファイルの展開、空き容量まで確認します。バックアップの上り時間だけで判断しません。

誤って上書きした古い版を戻したい場合は、必要な時点が版履歴に残る条件も確認します。契約終了や媒体の未接続などで保持条件が変わる場合があるため、重要な長期資料には独立したコピーを残します。復元先を同期フォルダー外にすると確認前の上書きを避けやすくなります。

具体例から決める判断の分岐

例えば、他のPCで最新の文書を編集する用途と、故障したPCにあった大量の素材を戻す用途は違います。OneDriveの同期や復元機能、Backblazeのバックアップ対象と保持条件を、必要なフォルダーへ対応させます。製品の名前だけで「全部保存される」と判断しないことが重要です。

バックアップ範囲では、OneDriveのフォルダー、オンライン専用項目、別ドライブ、対象外の形式や保存先を分けて確認します。保存完了の表示があっても、対象外のファイルは保存されていない可能性があります。重要な資料は実際にバックアップ側の一覧へ現れるところまで確認します。

表は横にスクロールできます →

具体例から決める判断の分岐
条件検討する方法合格の条件
別PCで最新文書を編集同期用途を評価最新内容が双方へ届く
故障PCの必要素材を戻すバックアップ範囲を確認対象一覧と復元見本が一致
OneDriveオンライン専用ローカル取得条件を確認バックアップに実体が含まれる
過去の上書きを戻す保持条件を確認必要な時点の版を選べる

試験から切り替え完了までの手順

復旧の試算ではダウンロード後の作業も含めます。圧縮された一式を展開する空き容量や、アプリの素材参照を戻す手間が必要になることがあります。故障したPCと同じ容量の交換PCだけを用意しても、展開用の余裕が足りない場合があるため、見本で手順を確かめます。

  1. 必要なフォルダーを列挙し、同期対象とバックアップ対象を記入します。
  2. オンライン専用項目と対象外の保存先を確認します。
  3. 代表ファイルの保存完了を待ち、バックアップ側の一覧を確認します。
  4. 最近の文書と古い版を同期フォルダー外へ復元します。
  5. 必要なら圧縮一式を展開し、文書と関連素材を開きます。
  6. 利用回線、空き容量、解除情報と保持期限を記録し、対象追加時に見直します。

注意点・利用条件

  • Backblaze Computer Backupの対象外にNASやネットワーク共有があります。別サービスのB2 Cloud Storageと契約内容を混同しないでください。
  • この記事は公式仕様を基にした選定ガイドです。全ファイルの保護や所要時間を実測・保証したものではありません。

よくある質問

OneDriveは同期だから、削除したファイルを戻せないのですか?

いいえ。OneDriveにもごみ箱や履歴、条件付きの全体復元があります。ただし利用する契約と保持期間、完全削除などの状態で復元できる範囲が変わります。

両方を契約すればOneDrive内のファイルも必ず二重保護されますか?

保証されません。Windowsの同期ファイルにはBackblaze側が説明する制約があります。同期フォルダー外へのテスト用コピーを含め、復元画面で実際に戻せることを確認してください。

OneDriveとBackblazeの両方が起動していれば二重保存ですか?

重要ファイルの実体が両方の対象へ入っているか確認が必要です。特にオンライン専用項目は別扱いになるため、公式の条件とバックアップ側の一覧で確かめます。

復元先を元の同期フォルダーにしてよいですか?

最初は別フォルダーへ戻して内容を確認すると、現行資料の上書きや意図しない再同期を避けやすくなります。必要な版であると分かってから通常の保存先へ戻します。

出典・確認日

情報確認日:。仕様・操作方法・価格などの確認に使用した出典を掲載しています。適用条件や現在の情報は各リンク先で確認してください。

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