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calibreのしおりとReference modeで読書メモを作る

再開位置に頼り切らず、再読する場所は目的付きのしおりと段落参照で残します。表示を変えた後の移動、版違い、共有するEPUBの注釈を確認します。

公開 · 更新 · FaultNote 編集方針

calibreのしおりとReference modeで読書メモを作るの流れ:再開位置としおりの役割、しおりを作成する、章の目次を使う、段落を参照する、EPUBの共有前に確認、別版で参照が合わない場合、実例で一連の操作を確認する、うまくいかないときの切り分けと復旧
この記事の手順・確認項目の一覧。実際のアプリ画面ではありません。

この記事が役立つ人・作業前の準備

  • 電子書籍や資料をPCで読み進めたい人
  • 表示と保存の違いを確かめたい人

用意するもの

  • 自分が利用できる資料を用意し、元ファイルと作業用コピーを分ける
  • アプリのバージョンと資料の形式を確認する

再開位置としおりの役割

ビューアーは再開位置を記憶しますが、重要箇所はしおりとして残します。再開位置は読み進めると変わるため、比較したい二箇所を保存する用途にはしおりが向きます。

「最後に読んだ場所」と「重要なのでまた読む場所」は分けて記録します。学習用の本では、一度理解した定義へ何度も戻りながら新しい章を読むことがあります。再開位置一つだけでは、この二種類の場所を同時に残せません。最初に読み途中の印と参照用の印の名前を分ける方針を決めると、読み進めた後も一覧を見て用途が分かります。しおりは少数から始め、必要なときに増やします。

しおりを作成する

対象の段落を表示し、ビューアーのBookmarksからしおりを作ります。名前は「第2章の例外条件」のように目的を含めます。別の章へ移り、一覧から戻るところまで確認します。

しおりは、後から一覧を見て目的を思い出せる名前にします。「重要」だけだと同じ名前が増え、どれが例外でどれが基本条件か分かりません。章名に目的を加えると区別できます。追加した直後に一覧を開き、対象の本であることを確かめます。文字サイズを変えた後にも同じ文章へ戻れるか確認しておくと、ページ数に依存しない読書メモとして使えるかを判断できます。

  1. 対象の段落でBookmarksを開く
  2. 章と目的を含む名前でしおりを追加する
  3. 別の章へ移りしおりから戻る
  4. Reference modeで段落参照を控える
  5. Go toで参照先の本文を照合する
  6. 版と章名をノートへ記録する

章の目次を使う

本が持つ目次は章間移動に使います。目次にない細かな箇所には個人のしおりを使います。目次の構造が不十分でも、本文の編集に進む前にこの二つを組み合わせて運用できます。

目次から章へ移った後は、しおりの名前を使って細かな確認箇所へ戻ります。章の中に複数の例がある場合は、目次だけでは目的の例を特定できません。目次の項目がないことと、本文の章が欠けていることは別なので、検索も組み合わせます。目次を編集する作業に進む前に、個人の読書用メモで必要な移動ができるかを確認します。共有したい公式の章構造を自分の印で代用しないことも大切です。

段落を参照する

Reference modeでは段落の参照番号を使えます。ノートには本の版、章名、参照番号を残します。これは引用する文章の出典を自動で保証するものではないため、実際の本文も確認します。

Reference modeを使うときは、対象の文章を表示してモードを有効にし、その段落の番号を控えます。別の章へ移った後、Go toから控えた参照を使い、同じ段落へ戻るか確かめます。参照番号だけを他人へ渡すと本の版が違う場合に合わない可能性があるため、書名と版と章を添えます。引用内容そのものは原文と照合し、参照番号が付いたことだけで引用の正確さを保証したとは考えません。

表は横にスクロールできます →

段落を参照する
見え方・状態確認すること次の操作
再開位置が進んでしまう最新位置か重要箇所か重要箇所を別のしおりにする
番号で別の内容へ移る本の版章と検索語で再確認
印が多くて見つからない名前の具体性目的付きの名前へ整理
共有に個人の印が入る共有する実ファイル原本と注釈版を区別

EPUBの共有前に確認

公式資料ではEPUBのしおりはファイル内へ保存される動作を案内し、Miscellaneousで無効化できるとしています。原本を保全し、共有するコピーに個人の印が含まれるか確認します。PDFの個人設定と同じ挙動とは考えません。

自分用のEPUBを共有する前は、しおりや注釈が入ったコピーを原本と区別します。個人的な感想や仕事の確認項目を付けたファイルを、原本と同じものだと考えないようにします。設定で保存動作を変更するときは変更後に短い印を付けて挙動を確認します。既に入っている印が自動で消えるとは決めつけません。配布する権利があることも、印が見えるかどうかとは別の条件として確認します。

別版で参照が合わない場合

本の更新や構成変更で参照が合わない場合は章名と短い検索語で探し直します。古いメモの番号を新しい版の正確な場所として使わず、再確認した版を追記します。

版違いに気づいたら、元のメモを消して置き換える前に比較します。新しい版で章名や例が変わっている場合は、古い参照をそのまま新しい説明の出典にしません。新しい版で同じ主張を確認し、必要なら「旧版の第2章」と「新版の第3章」を分けて記録します。文字サイズの変更で場所が変わる場合と、本文の改訂で内容が変わる場合を区別すると、見た目だけで同じ箇所と判断しにくくなります。

実例で一連の操作を確認する

学習書で定義と例外を比較する例です。定義の段落へ「第2章 基本定義」、例外の説明へ「第4章 適用外条件」というしおりを付けます。章の目次で大きく移動し、細部はしおりから戻ります。比較ノートには書名と版、章名、Reference modeの番号を記録します。

文字サイズを変えた後に両方へ戻って、画面の区切りが変わっても同じ文章であることを確認します。本の新版が出たら、番号の一致だけで継承せず内容を検索して読み直します。共同学習の相手へ伝える場合も、ファイルを渡す権利と個人の印の内容を確認し、版を明記した場所案内だけで済むかを先に考えます。

うまくいかないときの切り分けと復旧

しおりを選んで別の文章へ移った場合は、まず同じ本の同じ版か確認します。画面の区切りが変わっただけなら、章の見出しと本文は一致するはずです。一致しない場合は短い語句で探し直し、古い番号を新しい版へそのまま使いません。本文の内容が違うなら参照を更新すると同時に、ノートに版が変わったことも残します。場所の番号だけを直すと、過去の判断がどの説明に基づいたか分からなくなります。

共有するEPUBで個人の印が見えるかは、共有予定の実ファイルを開いて確認します。設定を変えたことだけを、印がない証拠にしません。共同で使う注釈なら、個人メモと相手に必要な説明を整理します。配布してよい本かも確認します。しおりの情報が移る機能があっても利用権が変わるわけではありません。ファイルを送らず、書名と版と参照位置だけを案内する方法も選べます。

注意点・利用条件

  • 表示変更だけでは元の画像の解像度やPDFの読み順は改善しません。
  • メニュー名や機能は導入版で異なる場合があります。公式資料と画面を照合します。

よくある質問

しおりを付けると原本も変わりますか?

EPUBではファイル内へ保存される場合があります。原本を別に保管し、ビューアーのMiscellaneous設定を確認します。

Reference modeの番号だけで引用できますか?

書名、版、章を添え、引用する文章も原文と照合します。番号は場所の案内で、内容の正しさを保証するものではありません。

保存を無効にすると古い印も消えますか?

既存の印が消えるとは決めつけません。共有する実ファイルを確認し、原本と注釈版を分けて扱います。

しおりが多くて探しにくくなりました。

完了した確認と再読用を分け、章と目的で名前を整理します。重要な参照は普通のノートにも残してから不要な印を整理します。

出典・確認日

情報確認日:。仕様・操作方法・価格などの確認に使用した出典を掲載しています。適用条件や現在の情報は各リンク先で確認してください。

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