calibreでEPUBの文字サイズとページ表示を整える
文字が選べるEPUBを開き、同じ段落を使って文字サイズと表示モードを比べます。表や挿絵は別に確認し、レイアウトが変わっても見出しから再開できる状態にします。
公開 · 更新 · FaultNote 編集方針
この記事が役立つ人・作業前の準備
- 電子書籍や資料をPCで読み進めたい人
- 表示と保存の違いを確かめたい人
用意するもの
- 自分が利用できる資料を用意し、元ファイルと作業用コピーを分ける
- アプリのバージョンと資料の形式を確認する
ビューアーを開く
ライブラリーの対象の本を選びViewから開きます。文字を選べるEPUBの本文を基準に表示を調整します。保護された専用形式では専用アプリが必要な場合があり、形式変換で読めるとは決めつけません。
最初に開く形式を確認します。同じ本にPDFとEPUBがある場合、紙面をそのまま確認したい用途と文字を読みやすく組み直す用途で選びます。どちらを開いたか分からないと、文字サイズを変えるつもりがページ全体の倍率変更になり、操作の期待が合わなくなります。本文の短い文章を選択できるか確かめ、調整用の段落の見出しをメモしてから設定を変更します。
文字の大きさを決める
Ctrl + PlusとCtrl + Minusで文字サイズを調整し、Ctrl + 0で既定へ戻せます。段落を数行読んで、行が長すぎないかも確認します。文字を大きくするとページ分けが変わるため、以前の画面枚数と比較しません。
文字は大きければ常に読みやすいとは限りません。一画面の行数が極端に減ると、前後の文章を追うための移動が増えます。数段階ずつ調整して、長い段落を途中で見失わずに読める大きさを選びます。ショートカットが反応しない場合は入力欄や検索欄を閉じ、本文へフォーカスを戻して試します。既定へ戻す操作も先に試しておくと、設定を大きく変えた後に比較し直しやすくなります。
- ライブラリーで読む形式の本を選びViewで開く
- 本文の見出しを控える
- Ctrl + PlusまたはCtrl + Minusを少しずつ試す
- Ctrl + 0で既定と比較する
- Ctrl + Mで同じ段落のPagedとFlowを比べる
- 表と挿絵を確認して本文の表示を決める
ページとスクロールを選ぶ
Ctrl + MでPagedとFlowを比較します。横へページを送る感覚が合うならPaged、長い段落を上下に追いたいならFlowを試します。一つの段落で比べると、読み心地の違いを判断しやすくなります。
モードの比較は章を読み終えてからではなく、同じ文章を使います。Pagedでは一画面の読み終わりから次へ進み、Flowでは段落の続きを下へ追います。横長の画面で複数列になる場合もあるため、文章を読む順序が自然かを確認します。本文が別の場所へ移ったように見えても、表示の再配置によるものかもしれません。章名と短い文章を頼りに同じ場所へ戻り、内容が消えたとはすぐに判断しません。
表が切れる場合
幅の広い表やコードは本文と同じように折り返せない場合があります。まずFlowへ切り替え、必要な列が見えるか確認します。本を変換・編集する前に表示モードだけで読めるかを試します。
表の列が欠けて見えるときは、窓を広げる操作とFlowへの切り替えを別々に試します。二つ同時に変えると、どちらが効いたのか分かりません。文字を小さくする場合も、表の値を読める範囲で行います。章全体を小さな文字で読むより、表だけを確認して本文へ戻る使い分けができます。表の意味を判断する際は見えている列だけで結論を出さず、列見出し、単位、注記まで確認します。
表は横にスクロールできます →
| 見え方・状態 | 確認すること | 次の操作 |
|---|---|---|
| 文字サイズで区切りが変わる | リフロー本文か | 見出しとLocationで戻る |
| 表の右端が見えない | 窓の幅と表示モード | 一つずつ変更して比べる |
| 挿絵だけ読めない | 本文とは別の画像か | 画像を別に開く |
| 紙のページへ移れない | 紙面対応メタデータ | 章と語句で案内する |
挿絵は別に拡大する
本文の文字サイズでは細かい図の確認が足りないことがあります。公式ビューアーは画像をダブルクリックなどで別ウィンドウに開けます。図を見終えたら本文に戻り、説明文との対応を確認します。
画像を別ウィンドウで開いたら、本文から離れたことを意識して図番号を確認します。拡大した画像に説明文が含まれない場合は、元の本文のキャプションも読みます。画像がぼやける場合は表示サイズを戻して比べ、元の挿絵の解像度の限界かを確認します。文字サイズをさらに増やしても挿絵の情報量は増えません。画像を見た後は同じ章へ戻り、図に対応する説明を読み直します。
場所は見出しで記録する
リフロー形式は文字サイズや窓の幅で画面の区切りが変わります。再読箇所は章見出しやビューアーのLocationで記録します。紙のページとの対応は、その情報を含む本だけで利用できるため常にあるとは考えません。
別端末や別の窓の幅で本を開くと、同じ文章が別の画面番号に現れる場合があります。読書メモには「画面の何枚目」だけでなく章名とLocationを使います。紙の本と比較する目的なら、紙面対応があるか公式資料の説明と本の情報を確認します。対応がなければ無理に紙のページ番号へ換算せず、章と短い語句で案内します。表示を変えることと、本の内容や構造を変更することを区別して運用します。
実例で一連の操作を確認する
文字中心の技術書をノートPCで読む例です。まず「設定の前提」という見出しを控え、文字サイズを少し上げます。一画面に数行しか入らないほど大きくなったら既定へ戻し、中間の大きさを選びます。同じ段落でPagedとFlowを比較し、上下に追う方が自然ならFlowを採用します。
途中の仕様表では窓を広げて全列が見えるか確認します。それでも見づらければ表を読む間だけ文字を調整し、単位と注記を見ます。図は別ウィンドウで開いて確認してから本文へ戻ります。最終的に本文、表、図の三つを読めるか確認し、次回の再開用に章名とLocationを残します。設定を変えた画面枚数は固定のページ番号として記録しません。
うまくいかないときの切り分けと復旧
文字サイズのキーが反応しない場合は、検索や設定の入力欄から本文へ戻します。次に既定へ戻すキーを試して同じ段落で変化を確認します。反応しても図だけが変わらない場合は、文字と画像が別の対象であることを確認します。形式が固定の紙面なら、リフロー本文と同じ変化を期待しません。ファイルを変換する前に、いま開いている形式と表示モードを確認します。
長い表やコードが切れる場合はFlowへ戻し、窓の幅を変えた結果と分けて比べます。どうしても読めないときは配布元の別形式や説明を確認します。元の本に構造の問題がある可能性もあるため、無理な表示設定を全冊へ適用しません。設定を戻した後は、普通の本文と問題の表の両方を見て、今回の調整がほかの読みやすさを損なっていないか確認します。
注意点・利用条件
- 表示変更だけでは元の画像の解像度やPDFの読み順は改善しません。
- メニュー名や機能は導入版で異なる場合があります。公式資料と画面を照合します。
よくある質問
文字を大きくするとページ番号が変わりますか?
画面上の区切りは変わる場合があります。章見出しやLocationを使って同じ文章へ戻ります。
PDFでもEPUBと同じ文字調整ができますか?
固定の紙面と文字を組み直す形式は違います。開いた形式を確認して、紙面の倍率か文字サイズかを区別します。
表のために本を変換すべきですか?
先に窓の幅とFlow表示を試します。表示で読めるなら変換による内容や構造の変化を避けられます。
別端末で同じページ数になりません。
文字サイズや窓の幅で組み方が変わります。章名やLocationで同じ文章を探します。
出典・確認日
情報確認日:。仕様・操作方法・価格などの確認に使用した出典を掲載しています。適用条件や現在の情報は各リンク先で確認してください。