プリンターの「印刷可能枚数」の読み方:カートリッジ・エコタンク・レーザーをISO規格の測定条件から比べる
プリンターの購入で迷う点は本体価格ではなく、後から積み上がる消耗品の費用です。カタログの「印刷可能枚数」は感覚値ではなく、国際規格に沿って測った値です。エプソンの計測条件ページによれば、カラーインクジェットのイールド枚数(各色での印刷可能枚数)はISO/IEC 24711(測定方法)とISO/IEC 24712(測定画像)に準拠し、モノクロ文書のコストはISO/IEC 19752、ページプリンター(レーザー)の印刷可能ページ数はJIS X 6932(ISO/IEC 19798)またはJIS X 6931(ISO/IEC 19752)に基づいて算出されています。いずれも初回セットアップ時ではなく2回目以降のカートリッジ・インクボトルで算出する、という共通の前提もあります。ところがエコタンク搭載モデルについては、エプソン自身が「ISO/IEC 24712(測定画像)を用いてエプソン独自に算出したシミュレーション値」であり「ISO/IEC 24711(測定基準)には準拠していません」と注記しています。同じ「1枚あたり◯円」でも測り方が違う可能性があるということです。この記事は、規格と注記の読み方を具体的な公表値に結び付けます。
公開 · 更新 · FaultNote 編集方針
この記事が役立つ人・作業前の準備
- 年賀状や写真、書類印刷のために家庭用プリンターを買い替えようとしていて、インク代まで含めて比べたい人
- エコタンク(大容量インクタンク)機とカートリッジ機、レーザー機のどれが自分の印刷量に合うか判断したい人
- カタログの「印刷可能枚数」や「1枚あたり◯円」がどの条件で測られた値なのか知りたい人
用意するもの
- 自分の年間印刷枚数のおおよその内訳(モノクロ文書、カラー文書、写真の枚数と、1回に何枚まとめて印刷するか)
- 候補機種のメーカー仕様ページと、消耗品ページ(インク・トナーだけでなくドラム、ベルト、廃トナーの有無と公表ページ数)
- メーカーが公表する計測条件のページ(何という規格で、いつ時点のどの価格で算出したかが書かれている場所)
1. 「印刷可能枚数」はどの規格で測った値か
印刷可能枚数は、メーカーが自由に決めた数字ではなく、規格化された原稿と手順で測った値です。エプソンの「各種数値計測条件」ページは、カラーインクジェットのカラー印刷コストについて「イールド枚数(各色での印刷可能枚数)算定については、国際標準規格であるISO/IEC24711(測定方法)、ISO/IEC24712(測定画像)に準拠」と記載し、モノクロ文書はISO/IEC19752、L判写真はISO/IEC29102(測定方法)とISO/IEC29103(測定画像)に準拠すると書いています。またコスト算出全体がJEITAの「家庭用IJプリンターの印刷コスト表示に関するガイドライン」に準拠するとしています。
レーザー(ページプリンター)は別の規格です。同じページのページプリンターの項では、カラー機の印刷可能ページ数はJIS X 6932(ISO/IEC19798)、モノクロ機はJIS X 6931(ISO/IEC19752)に基づき「A4普通紙に片面連続印刷した場合のトナーカートリッジの印刷可能ページ数から算出」と書かれています。ブラザーも自社のカラーレーザー複合機の消耗品ページで「トナーカートリッジの印刷可能ページ数は、JIS X 6932(ISO/IEC19798)規格……に基づいて算出しています」と記載しています。つまりインクジェットとレーザーの枚数は、別の規格で測られた別の数字です。
どの規格にも共通する前提が2つあります。1つは連続印刷であること。もう1つは、エプソンの注記にある「初回セットアップ時に使用したインクカートリッジまたはインクボトルではなく、2回目以降に使用した交換用インクカートリッジまたはインクボトルで算出」という点です。買った直後に付いてくるインクは、ノズルまでインクを満たす初期充填に使われるため、カタログの枚数よりも少なくなる、とエプソンは機種の仕様ページの注記でも説明しています。
ブラザーはインクジェット機のFAQ(公開2019年8月25日、更新2026年4月6日)で、プリンターが表示する残り印刷可能枚数に2つの算出方法があると説明しています。「ISO換算」は一般文書イールド規格ISO/IEC24711に規定される原稿・設定環境に基づく枚数で、「お客様が日常的に使用する条件がISO規定の条件に当てはまらない場合は、算出した枚数と実際に印刷できる枚数が大きく異なる場合があります」と明記されています。もう1つの「消費量換算」は、実際に消費されたインク量のデータに基づく枚数です。
表は横にスクロールできます →
| 対象 | 準拠する規格(メーカーの記載) | 共通の前提 |
|---|---|---|
| インクカートリッジ(カラー文書) | ISO/IEC 24711(測定方法)+ISO/IEC 24712(測定画像) | A4普通紙・連続印刷、2回目以降のカートリッジで算出 |
| インクカートリッジ(モノクロ文書) | ISO/IEC 19752 | 同上 |
| 写真(L判) | ISO/IEC 29102(測定方法)+ISO/IEC 29103(測定画像) | 写真用紙を使用。2012年8月以降はJBMS-77/78ではなくISO準拠で表示 |
| カラーレーザーのトナー | JIS X 6932(ISO/IEC 19798) | A4普通紙に片面連続印刷 |
| モノクロレーザーのトナー | JIS X 6931(ISO/IEC 19752) | 同上 |
| プリンター表示の残り枚数(ブラザー) | ISO換算(ISO/IEC 24711の原稿・設定)か消費量換算を選択 | ISO換算は「あくまで目安」「基準値としてご利用ください」と記載 |
2. カートリッジ機:枚数は色ごとに違い、モノクロだけでも色は減る
カートリッジ機で見落とされがちなのが、印刷可能枚数が色ごとに別だという点です。エプソンが公開している「各プリンターにおけるイールド枚数(各色での印刷可能枚数)情報」は、機種とカートリッジ型番ごとに色別の枚数を一覧にしています。たとえばEP-887A用のKNI-*(カニ)は、ブラックが667枚に対しシアン・マゼンタ・イエロー・ライトシアン・ライトマゼンタは各155枚。増量タイプのKNI-*-Lではブラック1,130枚、各色393枚です。ブラザーのFAQはISO規定の5ページのA4原稿を「テキストと画像がモノクロとカラーで適度に混在している」原稿と説明しており、測定原稿がカラーを使う以上、ブラックだけが突出して長持ちする形になります。
「モノクロしか印刷していないのにカラーインクが減る」という体験にも、メーカーの説明があります。ブラザーのFAQは、印刷可能枚数の説明の中で「印刷品質の維持と、プリントヘッド保護のため全色のインクを使用し、クリーニングをします。この時、インクを消費するため、クリーニング後は、印刷可能枚数が減少します」と注記しています。エプソンも計測条件のページで「ヘッドの保護および印字品質を保つため、印字開始前や印字中に定期的に各色インクが消費されます」と書いています。インクジェット機は、印刷しない期間があっても消耗が進む構造だということです。
ブラザーの「消費量換算」の説明は、実際の原稿による差も具体的に述べています。印字面積が大きい原稿を多く印刷する場合はISO換算より少ない枚数が表示され、印字面積が小さい原稿ならISO換算より多い枚数が表示される、特定の色を多く使う原稿を多く印刷する場合はその色の印刷可能枚数が大きく減少する、という記述です。カタログ値は基準であって、自分の原稿での実績とは別だと読むのが正確です。
機種ごとの公表コストも条件付きです。エプソンのEP-887Aの仕様ページは、A4カラー文書インクコスト(税込)を「カニ(増量)使用時:約14.8円」、L判写真のインク・用紙合計コストを「増量使用時:約26.2円、通常:約33.7円」と記載しています。この金額は、上記の規格で算出したイールド枚数と、2026年7月1日時点のエプソンダイレクトショップ掲載価格(税込)をもとに計算されたものだと計測条件ページに明記されています。店頭価格や現在の価格ではありません。
表は横にスクロールできます →
| 確認する項目 | エプソンの公表値の例 | 読み方 |
|---|---|---|
| 色別のイールド枚数(EP-887A/KNI-*) | ブラック667枚、各カラー155枚 | カラー文書を印刷するなら、実質の交換間隔はカラー側の枚数で決まる |
| 増量タイプ(KNI-*-L) | ブラック1,130枚、各カラー393枚 | 増量でカラーは約2.5倍。型番末尾のLの有無で条件が変わる |
| A4カラー文書インクコスト(EP-887A) | 約14.8円(増量カートリッジ使用時・税込) | 2026年7月1日時点のエプソンダイレクトショップ価格で算出した値 |
| L判写真のインク・用紙合計(EP-887A) | 約26.2円(増量)/約33.7円(通常) | 用紙代を含む値。文書コストは用紙代を含まない |
| 同梱インク | 初回セットアップ用 | 初期充填に使われるため、2回目以降のカートリッジより印刷枚数が少なくなる場合がある |
| 印刷しない期間 | ヘッド保護のため定期的に各色を消費 | 使用頻度が低くてもインクは減る(エプソン・ブラザーとも注記) |
3. エコタンク機とレーザー機:同じ土俵で比べられるとは限らない
大容量インクタンク機(エプソンのエコタンク搭載モデル)は、1枚あたりのコストが桁違いに安く表示されます。EP-M476Tの仕様ページは、A4文書印刷コスト(税込)をモノクロ約0.3円、カラー約0.9円、L判写真のインク・用紙合計コストを約8.2円と記載しています。前章のEP-887Aのカラー約14.8円と並べると差は明らかです。
ただし測り方の注記が違います。エプソンの計測条件ページは、エコタンク搭載モデルのカラー印刷コストについて「イールド枚数(各色での印刷可能枚数)算定については、ISO/IEC24712(測定画像)を用いてエプソン独自に算出したシミュレーション値です。(シアン、マゼンタ、イエローは合成平均値)。ISO/IEC24711(測定基準)には準拠していません」と明記しています。モノクロも同様に、ISO/IEC19752の測定画像を用いた独自のシミュレーション値だとしています。カートリッジ機の値はISO/IEC 24711に準拠、エコタンク機の値は準拠していない独自算出——この違いは、数字だけを横に並べる前に知っておくべき点です。
本体側の条件も比べる価値があります。EP-M476Tの仕様ページは、耐久性(製品寿命)をA4印刷時「3万ページまたは5年」、無償保証期間を1年間(持ち込み修理)とし、注記で「保証期間内に機器ごとに定めた耐久枚数に達した場合は、保証期間を終了させていただきます」と書いています。1枚あたりのコストが安くても、本体の寿命という上限があります。
レーザー機では、消耗品がトナーだけではありません。ブラザーのMFC-L3780CDWの消耗品ページ(2026年9月19日に取得)は、標準トナーTN299のカラーが約1,200ページ、大容量TN299XLがカラー約2,300ページ・ブラック約3,000ページ、超大容量TN299XXLがカラー約4,000ページ・ブラック約4,500ページ(いずれもA4・JIS X 6932公表値)と記載し、あわせてドラムユニットDR299CLが約20,000ページ(「1回に1ページ印刷する場合」)、廃トナーボックスWT229CLが約50,000ページ(「1回に5ページ印刷する場合」)、ベルトユニットBU229CLが約50,000ページ(「1回に2ページ印刷する場合」)と公表しています。ページ数の条件が部品ごとに違う点に注意してください。
さらにブラザーは同じページで「印字密度が低い場合や電源のオン、オフを頻繁に行う場合にはトナー寿命が短くなることがあります。また、この場合には複数色のトナーが同時に寿命となることがあります」と注記しています。エプソンもページプリンターのランニングコストの前提として「間欠印刷(1回当たりの印刷ページ数が1〜数ページ程度の少ない印刷)、用紙サイズ、用紙方向、厚紙印刷、印刷原稿、節電モードへの移行回数および電源の頻繁な入切などにより、印刷可能ページ数は少なくなります。そのため消耗品の印刷可能ページ数は、お客様の使用条件、使用環境によっては半分以下になる場合があります」と書いています。少量ずつ印刷する使い方はカタログの前提と最も遠い使い方です。
表は横にスクロールできます →
| 方式 | メーカーの公表値(取得日2026年9月19日) | 注意すべき注記 |
|---|---|---|
| カートリッジ機(EP-887A) | A4カラー文書 約14.8円(増量・税込) | ISO/IEC 24711/24712準拠。2026年7月1日時点の自社ショップ価格で算出 |
| エコタンク機(EP-M476T) | A4モノクロ 約0.3円、カラー 約0.9円(税込) | ISO/IEC 24712の画像を使ったエプソン独自のシミュレーション値。ISO/IEC 24711には準拠していないと明記 |
| エコタンク機の本体条件(EP-M476T) | 耐久性3万ページまたは5年、無償保証1年 | 耐久枚数に達した場合は保証期間を終了と注記 |
| カラーレーザーのトナー(TN299シリーズ) | 標準 約1,200ページ/大容量 約2,300(BK3,000)/超大容量 約4,000(BK4,500) | A4・JIS X 6932(ISO/IEC 19798)公表値 |
| レーザーのトナー以外の部品 | ドラム 約20,000ページ、廃トナー 約50,000ページ、ベルト 約50,000ページ | 条件が別。ドラムは1回1ページ、廃トナーは1回5ページ、ベルトは1回2ページ印刷時の値 |
| 少量ずつ印刷する使い方 | — | ブラザーは電源の頻繁な入切でトナー寿命が短くなると注記。エプソンは間欠印刷などで半分以下になる場合があると注記 |
4. 自分の印刷量で見積もる:手順と用途別の目安
比較の手順は単純です。第一に、年間の印刷枚数をモノクロ文書・カラー文書・写真に分けて数えます。第二に、候補機種の色別イールド枚数(カートリッジ機ならエプソンのイールド枚数一覧、レーザーなら消耗品ページのJIS X 6932公表値)で割り、1年あたりの交換本数を出します。第三に、メーカーが同じ条件で公表している1枚あたりコストがあればそれを使い、なければ消耗品の価格を自分で確認して掛けます。第四に、レーザーならドラム・ベルト・廃トナーの交換周期(部品ごとに条件が違う公表ページ数)を年数に換算して足します。
この手順で効いてくるのが1回あたりの印刷枚数です。エプソンとブラザーの注記のとおり、1回に1〜数ページずつ印刷する使い方や電源の入切が多い使い方では、公表値どおりの枚数に届かないことがあります。カタログ値は連続印刷の条件で測られているため、まとめて刷る人ほどカタログに近く、少しずつ刷る人ほど乖離します。
写真を主に印刷する場合は、文書のコスト表記ではなくL判の表記を見ます。エプソンの機種ページはL判について「インク・用紙合計コスト」を出しており、これは用紙代を含む値です(文書のコストは用紙代を含みません)。規格もISO/IEC 29102/29103で文書とは別です。同じページ内でも、どの行が何を含んだ数字かを確認してください。
印刷頻度が極端に低い場合は、方式そのものの向き不向きが出ます。インクジェットはヘッド保護のために定期的にインクを消費し、レーザーは少量印刷の繰り返しで公表ページ数に届きにくくなります。どちらを選んでも、年に数回しか使わない用途ではコンビニ印刷などの代替と比べる価値があります。この記事は価格を扱わないので、比較はご自身が確認した価格で行ってください。
表は横にスクロールできます →
| 使い方 | 向いている方式 | 見積もりで確認する項目 |
|---|---|---|
| 年数百枚の文書中心、モノクロが多い | モノクロレーザー、または大容量タンク機 | JIS X 6931(ISO/IEC 19752)公表値、ドラムなど別部品の有無 |
| カラー文書をまとめて印刷する | カラーレーザーまたはエコタンク機 | カラーのトナー公表ページ数(JIS X 6932)、ドラム・ベルト・廃トナーの周期 |
| 写真が中心(L判・A4写真) | 写真向けインクジェット | L判の「インク・用紙合計コスト」とISO/IEC 29102/29103の前提 |
| たまに少量ずつ印刷する | 方式より運用の見直し | 間欠印刷・電源の入切で公表値に届かない旨の注記(両社) |
| カラーを含む文書を毎日印刷する | エコタンク機/レーザー機 | 色別イールド枚数(カートリッジ機はカラーが先に尽きる) |
| 本体を長く使いたい | 耐久ページ数の公表がある機種 | EP-M476Tの例:耐久性3万ページまたは5年、耐久枚数到達で保証終了 |
注意点・利用条件
- この記事の枚数とコストはすべてメーカーが公表した値です。エプソンの1枚あたりコストは同社が自社の計測条件と自社ショップの掲載価格(インクジェットの項は2026年7月1日時点、ページプリンターの項は2023年7月3日時点と記載)で算出した値で、店頭の現在価格ではありません。当サイトでは価格を観測していません。
- 測定方法が違う数値は横に並べても同じ意味になりません。特にエプソンは、エコタンク搭載モデルのイールド枚数を「ISO/IEC24711(測定基準)には準拠していません」と明記しています。規格準拠の値と独自算出の値を比べる場合は、その前提を踏まえてください。
- この記事は価格・在庫・ランキングを扱いません。挙げた機種と型番は公表値の読み方を示す例であり、推奨順位ではありません。仕様は2026年9月19日に各社の公開ページで確認したものです。
よくある質問
カタログの印刷可能枚数どおりに印刷できないのはなぜですか?
カタログ値は規格で決められた原稿と条件(A4普通紙、連続印刷、2回目以降のカートリッジ)で測った基準値だからです。ブラザーはFAQで、ISO換算の枚数について「お客様が日常的に使用する条件がISO規定の条件に当てはまらない場合は、算出した枚数と実際に印刷できる枚数が大きく異なる場合があります」「基準値としご利用ください」と書いています。レーザーでもエプソンが、間欠印刷や用紙サイズ、厚紙、節電モードへの移行回数、電源の頻繁な入切などで「お客様の使用条件、使用環境によっては半分以下になる場合があります」と注記しています。印字面積が大きい原稿を多く刷る場合も公表値より少なくなります。
モノクロしか印刷していないのに、カラーインクが減るのはなぜですか?
メーカーが仕様として説明しています。ブラザーはFAQの注記で「印刷品質の維持と、プリントヘッド保護のため全色のインクを使用し、クリーニングをします。この時、インクを消費するため、クリーニング後は、印刷可能枚数が減少します」と書いています。エプソンも計測条件のページで「ヘッドの保護および印字品質を保つため、印字開始前や印字中に定期的に各色インクが消費されます」と注記しています。故障ではなく、インクジェット方式のヘッド保護に伴う消費です。モノクロ主体で印刷量が多いなら、モノクロレーザーという選択肢も比較対象になります。
レーザープリンターはトナー代だけ考えればよいですか?
いいえ。カラーレーザーではトナー以外の交換部品も費用に入ります。ブラザーのMFC-L3780CDWの消耗品ページでは、トナー(TN299シリーズ、A4・JIS X 6932公表値で標準約1,200ページから超大容量約4,500ページ)に加えて、ドラムユニット約20,000ページ、廃トナーボックス約50,000ページ、ベルトユニット約50,000ページが公表されています。しかもページ数の条件は部品ごとに異なり、ドラムは「1回に1ページ印刷する場合」、廃トナーは「1回に5ページ印刷する場合」、ベルトは「1回に2ページ印刷する場合」の値です。エプソンもページプリンターのランニングコストを、トナーカートリッジ・感光体・廃トナーボックスを含む消耗品の印刷可能ページ数から算出すると説明しています。
出典・確認日
情報確認日:。仕様・操作方法・価格などの確認に使用した出典を掲載しています。適用条件や現在の情報は各リンク先で確認してください。
- エプソン:各種数値計測条件(ISO/IEC 24711・24712・19752・29102・29103、JIS X 6931/6932の記載) ↗
- エプソン:各プリンターにおけるイールド枚数(各色での印刷可能枚数)情報 ↗
- エプソン:カラリオ EP-887A 仕様(A4カラー文書インクコスト、L判の合計コスト) ↗
- エプソン:エコタンク EP-M476T 仕様(印刷コスト、耐久性3万ページまたは5年) ↗
- ブラザー:【インクジェット プリンター】印刷可能枚数の算出方法(ISO換算と消費量換算、更新2026年4月6日) ↗
- ブラザー:MFC-L3780CDW 消耗品・オプション・保守サービス(トナー/ドラム/ベルト/廃トナーの公表ページ数) ↗