比較・選び方 · DDR4 and DDR5 memory

DDR4とDDR5はどちらを選ぶ?新規PC・メモリ流用・移行費用で判断

DDR4からDDR5への変更は、対応する基板やCPUも含めて考えます。既存の容量増設、DDR4を残す更新、DDR5への新規移行を分け、互換性と追加支出を比較する手順です。

公開 · 更新 · FaultNote 編集方針

DDR4とDDR5はどちらを選ぶ?新規PC・メモリ流用・移行費用で判断の流れ:1. 新規購入か、今のパーツを残すかを先に決める、2. DDR4 と DDR5 は差し替えできないことを確認する、3. 同じ容量・枚数の構成で、対応条件を調べる、4. メモリ代ではなく、移行する構成全体の差額を出す、5. 注文前に、目的を満たすかと交換手順を確認する
この記事の手順・確認項目の一覧。実際のアプリ画面ではありません。

この記事が役立つ人・作業前の準備

  • DDR4を流用してPCを組み直したい人
  • 新規PCでDDR4とDDR5の構成を比較している人

用意するもの

  • CPU・基板・メモリの正確な型番と現在の枚数
  • 残す部品と交換する部品の一覧
  • 候補の仕様ページ、対応表、同日の見積もり

1. 新規購入か、今のパーツを残すかを先に決める

DDR4 と DDR5 の選択は、メモリ単体の買い替えというより CPU・マザーボードを含む構成の選択です。今の DDR4 環境で容量だけ不足している場合と、CPU から新しくする場合では比較する費用が違います。まず残すパーツを決めます。

  1. 現在の CPU、マザーボード、メモリキットの型番、総容量、枚数を購入記録や製品ラベルで確認します。
  2. 今回の目的を、容量増設、CPU 更新、PC 全体の新規購入のいずれかに整理します。
  3. 流用したい部品と交換してよい部品を分け、メモリ代だけで比較を始めないようにします。

2. DDR4 と DDR5 は差し替えできないことを確認する

DDR4 と DDR5 は電気的仕様や切り欠きが異なり、同じスロットに差し替えて使う規格ではありません。CPU が両方の規格を扱える世代でも、実際に使えるメモリはマザーボードの仕様で決まります。BIOS 更新だけで DDR4 基板を DDR5 基板にはできません。

2026年9月12日に確認した ASUS の例では、よく似た製品名でも D4 の有無で規格が異なります。下表はこの製品の例であり、すべてのメーカーで同じ命名規則を使うという意味ではありません。

表は横にスクロールできます →

2. DDR4 と DDR5 は差し替えできないことを確認する
具体例メモリ規格購入前の確認
TUF GAMING B760-PLUS WIFI D4DDR4CPU 対応表と、流用するキット・枚数を確認。
TUF GAMING B760-PLUS WIFIDDR5上の D4 モデルと混同しない。DDR4 は流用不可。
AMD Socket AM5 の構成DDR5CPU、基板、対応 BIOS と DDR5 キットを一緒に確認。
  1. 候補の正式な型番で仕様ページを開き、「Memory」の DDR 規格と DIMM の種類を読みます。
  2. 流用するメモリの規格が違う候補は、メモリも交換する構成として見積もり直します。

3. 同じ容量・枚数の構成で、対応条件を調べる

DDR 世代の名前だけでアプリの速さやゲームのフレームレートは決まりません。必要な容量を満たしたうえで、CPU と基板が対応するキット、枚数、速度の条件を確認します。メーカーが大きく表示する OC 速度は、すべての CPU や枚数で保証された速度ではありません。

  1. 比較する両案を、必要な総容量と使用する枚数が分かる形で記録します。
  2. メーカーの CPU/Memory Support で CPU 世代を合わせ、キットの完全な型番と検証された枚数を確認します。
  3. 速度の数字を比べる前に、標準動作か XMP/EXPO などの OC 条件かを確認します。

4. メモリ代ではなく、移行する構成全体の差額を出す

DDR4 を残す案では追加する物、DDR5 に移る案では新しい基板や必要な CPU・メモリまで含めて比較します。クーラーの取り付け部品や BIOS 更新サービスが必要なら、その費用も加えます。この記事は同条件の実売見積もりを取得していないため、どちらが何円安いという結論は示していません。

表は横にスクロールできます →

4. メモリ代ではなく、移行する構成全体の差額を出す
主な追加支出残る確認
今の DDR4 環境を増設対応するメモリと必要な作業費。空きスロット、対応容量、既存キットとの組み合わせ。
DDR4 を残して CPU・基板を更新CPU、DDR4 対応基板、必要な部材。選べる CPU、対応 BIOS、メモリ構成。
DDR5 の構成へ移行DDR5 基板とキット、必要なら CPU・取り付け部品。構成全体の互換性と、必要な機能が増えるか。
  1. 下表の各案で必要な買い物を列挙し、同じ日の税込価格と送料を記録します。
  2. 流用品の状態、互換性確認、組み直しと初期設定の作業も、支払金額と別に比較します。

5. 注文前に、目的を満たすかと交換手順を確認する

新規 PC では必要な CPU や機能を満たすプラットフォームを先に選び、その規格に合うメモリを選びます。既存 PC では DDR5 という名前に替えること自体を目的にせず、容量不足や CPU の制約が解消するかを確認します。性能差を判断するなら、実際に使うアプリと同条件の比較が必要です。

  1. CPU、基板、メモリの正確な型番、対応 BIOS、キットの枚数を最終構成表に保存します。
  2. 基板を替える場合は、バックアップ、配線、ドライバー、OS の再認証条件を事前に確認し、作業時間を確保します。
  3. 購入する DDR 規格が決まった後で、流用するキットを売却・処分する判断をします。

注意点・利用条件

  • DDR4とDDR5を無理に同じスロットへ取り付けないでください。外観やピン数だけで適合を判断しません。
  • OC速度やQVLの検証条件はCPU、BIOS、枚数に依存します。別の構成へそのまま適用しないでください。
  • 本記事には実売価格順位や、DDR世代だけによるゲーム性能の実測比較はありません。

よくある質問

DDR4のマザーボードはBIOS更新でDDR5にできますか?

できません。DDR4とDDR5は物理・電気的に異なるため、対応するマザーボードが必要です。CPUが両規格を扱える場合も、購入する基板の規格を確認します。

DDR4を持っているなら必ず流用した方がお得ですか?

追加支出は減る可能性がありますが、選ぶCPUや基板の機能、必要な容量によって変わります。流用案とDDR5移行案を同じ必要条件で見積もってください。

出典・確認日

情報確認日:。仕様・操作方法・価格などの確認に使用した出典を掲載しています。適用条件や現在の情報は各リンク先で確認してください。

関連する活用ガイド

比較・選び方の一覧へ →