DDR4とDDR5はどちらを選ぶ?新規PC・メモリ流用・移行費用で判断
DDR4からDDR5への変更は、対応する基板やCPUも含めて考えます。既存の容量増設、DDR4を残す更新、DDR5への新規移行を分け、互換性と追加支出を比較する手順です。
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この記事が役立つ人・作業前の準備
- DDR4を流用してPCを組み直したい人
- 新規PCでDDR4とDDR5の構成を比較している人
用意するもの
- CPU・基板・メモリの正確な型番と現在の枚数
- 残す部品と交換する部品の一覧
- 候補の仕様ページ、対応表、同日の見積もり
1. 新規購入か、今のパーツを残すかを先に決める
DDR4 と DDR5 の選択は、メモリ単体の買い替えというより CPU・マザーボードを含む構成の選択です。今の DDR4 環境で容量だけ不足している場合と、CPU から新しくする場合では比較する費用が違います。まず残すパーツを決めます。
- 現在の CPU、マザーボード、メモリキットの型番、総容量、枚数を購入記録や製品ラベルで確認します。
- 今回の目的を、容量増設、CPU 更新、PC 全体の新規購入のいずれかに整理します。
- 流用したい部品と交換してよい部品を分け、メモリ代だけで比較を始めないようにします。
2. DDR4 と DDR5 は差し替えできないことを確認する
DDR4 と DDR5 は電気的仕様や切り欠きが異なり、同じスロットに差し替えて使う規格ではありません。CPU が両方の規格を扱える世代でも、実際に使えるメモリはマザーボードの仕様で決まります。BIOS 更新だけで DDR4 基板を DDR5 基板にはできません。
2026年9月12日に確認した ASUS の例では、よく似た製品名でも D4 の有無で規格が異なります。下表はこの製品の例であり、すべてのメーカーで同じ命名規則を使うという意味ではありません。
表は横にスクロールできます →
| 具体例 | メモリ規格 | 購入前の確認 |
|---|---|---|
| TUF GAMING B760-PLUS WIFI D4 | DDR4 | CPU 対応表と、流用するキット・枚数を確認。 |
| TUF GAMING B760-PLUS WIFI | DDR5 | 上の D4 モデルと混同しない。DDR4 は流用不可。 |
| AMD Socket AM5 の構成 | DDR5 | CPU、基板、対応 BIOS と DDR5 キットを一緒に確認。 |
- 候補の正式な型番で仕様ページを開き、「Memory」の DDR 規格と DIMM の種類を読みます。
- 流用するメモリの規格が違う候補は、メモリも交換する構成として見積もり直します。
3. 同じ容量・枚数の構成で、対応条件を調べる
DDR 世代の名前だけでアプリの速さやゲームのフレームレートは決まりません。必要な容量を満たしたうえで、CPU と基板が対応するキット、枚数、速度の条件を確認します。メーカーが大きく表示する OC 速度は、すべての CPU や枚数で保証された速度ではありません。
- 比較する両案を、必要な総容量と使用する枚数が分かる形で記録します。
- メーカーの CPU/Memory Support で CPU 世代を合わせ、キットの完全な型番と検証された枚数を確認します。
- 速度の数字を比べる前に、標準動作か XMP/EXPO などの OC 条件かを確認します。
4. メモリ代ではなく、移行する構成全体の差額を出す
DDR4 を残す案では追加する物、DDR5 に移る案では新しい基板や必要な CPU・メモリまで含めて比較します。クーラーの取り付け部品や BIOS 更新サービスが必要なら、その費用も加えます。この記事は同条件の実売見積もりを取得していないため、どちらが何円安いという結論は示していません。
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| 案 | 主な追加支出 | 残る確認 |
|---|---|---|
| 今の DDR4 環境を増設 | 対応するメモリと必要な作業費。 | 空きスロット、対応容量、既存キットとの組み合わせ。 |
| DDR4 を残して CPU・基板を更新 | CPU、DDR4 対応基板、必要な部材。 | 選べる CPU、対応 BIOS、メモリ構成。 |
| DDR5 の構成へ移行 | DDR5 基板とキット、必要なら CPU・取り付け部品。 | 構成全体の互換性と、必要な機能が増えるか。 |
- 下表の各案で必要な買い物を列挙し、同じ日の税込価格と送料を記録します。
- 流用品の状態、互換性確認、組み直しと初期設定の作業も、支払金額と別に比較します。
5. 注文前に、目的を満たすかと交換手順を確認する
新規 PC では必要な CPU や機能を満たすプラットフォームを先に選び、その規格に合うメモリを選びます。既存 PC では DDR5 という名前に替えること自体を目的にせず、容量不足や CPU の制約が解消するかを確認します。性能差を判断するなら、実際に使うアプリと同条件の比較が必要です。
- CPU、基板、メモリの正確な型番、対応 BIOS、キットの枚数を最終構成表に保存します。
- 基板を替える場合は、バックアップ、配線、ドライバー、OS の再認証条件を事前に確認し、作業時間を確保します。
- 購入する DDR 規格が決まった後で、流用するキットを売却・処分する判断をします。
注意点・利用条件
- DDR4とDDR5を無理に同じスロットへ取り付けないでください。外観やピン数だけで適合を判断しません。
- OC速度やQVLの検証条件はCPU、BIOS、枚数に依存します。別の構成へそのまま適用しないでください。
- 本記事には実売価格順位や、DDR世代だけによるゲーム性能の実測比較はありません。
よくある質問
DDR4のマザーボードはBIOS更新でDDR5にできますか?
できません。DDR4とDDR5は物理・電気的に異なるため、対応するマザーボードが必要です。CPUが両規格を扱える場合も、購入する基板の規格を確認します。
DDR4を持っているなら必ず流用した方がお得ですか?
追加支出は減る可能性がありますが、選ぶCPUや基板の機能、必要な容量によって変わります。流用案とDDR5移行案を同じ必要条件で見積もってください。
出典・確認日
情報確認日:。仕様・操作方法・価格などの確認に使用した出典を掲載しています。適用条件や現在の情報は各リンク先で確認してください。
- Kingston: DDR4 and DDR5 platform compatibility ↗
- ASUS TUF GAMING B760-PLUS WIFI D4 specifications ↗
- ASUS TUF GAMING B760-PLUS WIFI specifications ↗
- AMD Socket AM5 platform specifications ↗
- ASUS CPU and memory support-list lookup ↗
- Intel: planning a PC build ↗
- Microsoft: reactivation after a hardware change ↗