STEP-BY-STEP GUIDE

CPU Over Temperature Errorで起動が止まる:冷却と取り付けを確認

この記事の結論

CPU Over Temperature Errorが出る場合は、警告無効化より先に冷却を確認します。新規組み立てと以前正常だったPCを分け、クーラー・通気・仕様の確認から再起動後の検証へ進む手順です。

一般的な切り分けガイドです。特定の不具合が現在発生しているという告知ではありません。

対象製品・影響範囲

製品
ASUS Motherboard
対象バージョン・条件
ASUSデスクトップマザーボード。起動時にCPU Over Temperature Errorが表示される場合
関連するエラーコード・識別子
CPU Over Temperature Error

発生する症状

  • 起動時にCPU過熱の警告が出てF1操作を求められる
  • CPUやクーラー交換後に温度警告や短時間での停止が起きる

原因・発生条件

クーラーの動作、取り付けや熱伝達、通気の問題などを確認します。警告を消す前に冷却状態を確かめ、温度の基準はCPU型番と測定条件に合わせます。

作業前の準備

  • CPUとクーラーの型番、取り付け説明書を用意する
  • 新規組み立てか、直前に部品や設定を変更したかを控える

この操作の注意点

  • 温度保護や起動時警告を無効化して使用を続けない
  • 通電中の配線変更、回転中のファンへの接触、水冷装置の自己分解をしない

使用するツール・公式ページ

ASUS Motherboardの確認手順:警告を記録して使用を止める → 電源を外して冷却の動作経路を調べる → 取り付け直後なら対応部品と接触状態を確認する → 通気と直前の設定変更を確認する → CPU型番の温度仕様を確認する → 冷却確認後に温度と再起動を検証する
FaultNote作成の手順図です。設定を変更する前に、注意点と各手順の説明を確認してください。 詳しい操作手順へ

具体的な操作手順

  1. 01

    警告を記録して使用を止める

    #

    警告文と直前の変更を控えます。ファン停止、異常な熱、液漏れがある場合は電源を切り、正常な冷却が確認できるまで通常使用や負荷テストをしません。

    CPU FAN Errorだけなのか、CPU Over Temperature Errorなのかも区別します。前者は回転数信号の問題を含みますが、後者を警告下限の変更だけで解決しようとしません。

  2. 02

    電源を外して冷却の動作経路を調べる

    #

    PCと電源ユニットを切り、ACコードを抜いて十分冷ましてから確認します。空冷はファンの配線と羽根を妨げる物、水冷はメーカー指定のポンプ電源とラジエーターファン配線を調べます。

    液漏れや部品の破損があれば再通電せず相談します。水冷の回転数信号とポンプ電源は機種によって別なので、CPU_FANに挿し直すだけの一律対応はしません。

  3. 03

    取り付け直後なら対応部品と接触状態を確認する

    #

    CPUやクーラーを替えた直後なら、対応ソケット・取り付け金具・CPUへの冷却対応をメーカー資料で照合します。ねじや固定部の不均一、他部品との干渉がないか説明書と比べます。

    底面の保護フィルムや熱伝導材の確認にクーラー脱着が必要なら、説明書どおりに作業できる場合だけ行います。事前塗布グリスへ無条件に追加せず、不安なら取り付け点検を依頼します。

  4. 04

    通気と直前の設定変更を確認する

    #

    以前は正常だったPCでは、吸排気口やフィルターの詰まり、ケーブルがファンを妨げていないか確認します。清掃は電源を外した状態で各機器の説明書に従います。

    電力制限やCPUオーバークロックを直前に変更した場合は内容を記録し、冷却を確認してから既知の変更前設定へ戻す方法を調べます。全BIOS初期化で他の設定まで消す必要があるとは限りません。

  5. 05

    CPU型番の温度仕様を確認する

    #

    別の端末でCPUメーカーの仕様を確認します。Intelでは製品番号を検索し「Package Specifications」にあるMax Operating Temperature、Tjunction、Tcaseなど該当する項目を参照します。

    異なるセンサーの値や負荷中の温度をそのまま比べず、全CPU共通の正常温度を決めないでください。基板の起動時警告が続く場合は、仕様内の一部数値だけで問題なしとは判断しません。

  6. 06

    冷却確認後に温度と再起動を検証する

    #

    接続・取り付けを確認できたら組み戻し、短い起動確認でBIOSのCPU温度とファン・ポンプ回転数を見ます。急上昇、停止、過熱警告が続く場合は電源を切ります。

    警告が消え、冷却が安定していることを確認してから通常起動を試します。再起動でも問題がないか控え、負荷をかけて限界温度へ達することを検証目標にしません。

公式の適用条件・最新情報も確認する ↗

改善したか確認する

  • 起動時の過熱警告が再発せず、CPUと冷却機器の状態を確認できる
  • 同じ測定条件で温度の推移を確認し、異常な上昇や停止がない

改善しない場合・設定を戻す場合

  • 取り付けに不確実な点がある、または警告が続く場合は使用を止めて販売店・メーカーへ相談する
  • CPU・クーラー型番、温度を見た画面、冷間起動か再起動か、直前の変更を伝える

別の症状から対処ガイドを探す →

このガイドの適用範囲

対処ガイド — 対象の部品と症状に合う接続・対応条件を確認し、観察結果に応じて次の診断を選びます。

掲載内容は2026-09-12の情報確認に基づきます。以降の変更は公式出典でご確認ください。

よくある質問

CPUが何度なら必ず異常ですか?

全機種共通の値はありません。型番の仕様、センサー、負荷を確認し、起動時警告や冷却停止も合わせて判断します。

ファンが回っていれば冷却できていますか?

回転だけでは取り付けや熱伝達の状態まで分かりません。クーラーの対応、固定、熱伝導材、通気も確認します。

出典・情報の更新

主な出典の更新・解決日
2025-11-25
本サイトの確認日
2026-09-12

公式情報を日本語で整理しています。メニュー名は製品の表示言語や版によって異なる場合があります。確認日は障害の発生日を意味しません。編集方針

あわせて確認したい記事

    関連する操作ガイド・選び方

    ← 不具合の検索に戻る