CPU FAN Errorが出る:ASUSでCPU_FAN接続と回転数を確認する
この記事の結論
CPU FAN Errorは警告を消す前に、実際の回転とCPU温度を確認する必要があります。空冷クーラーの接続を調べ、回転数が読める場合だけ低回転の警告条件を調整する手順です。
一般的な切り分けガイドです。特定の不具合が現在発生しているという告知ではありません。
対象製品・影響範囲
- 製品
- ASUS Motherboard
- 対象バージョン・条件
- ASUSデスクトップマザーボードと空冷CPUクーラー。起動時にCPU FAN Errorが出る場合
- 関連するエラーコード・識別子
- CPU FAN Error
発生する症状
- 起動時にCPUファン警告が出てBIOSの確認を求められる
- ファンが回っているのに警告が出る、または回転数がN/Aになる
原因・発生条件
CPU用端子の回転数信号が取得できない場合や、正常な低回転が警告の下限を下回る場合があります。ファン停止や冷却不良と分けて確認します。
作業前の準備
- マザーボードとCPUクーラーの説明書、ファン型番を用意する
- 表示された警告と、変更前のファン設定を写真で残す
この操作の注意点
- 通電中のコネクター差し替えや、回転中のファンへの接触をしない
- 温度警告や回転数未検出を、監視無効化で隠さない
使用するツール・公式ページ
具体的な操作手順
警告文を控え、CPUクーラーのファンが停止している、CPU Over Temperature Errorも出る、異常な発熱がある場合は電源を切ります。確認のためにゲームや負荷テストを起動しません。
水冷クーラーはポンプ電源と回転数信号の配線が製品ごとに違います。この空冷向け手順を当てはめず、水冷メーカーが指定する接続・監視方法を確認してください。
この手順で使う公式リンク
PCと電源ユニットを切ってACコードを抜き、説明書の作業前手順に従います。空冷クーラーの回転数を返すケーブルが、指定のCPU_FAN端子へ接続されているか確認します。
ケースファン用端子や装飾用RGB端子と混同しないでください。分岐ケーブルを使う場合は、どの枝が回転数信号を返すかもクーラーの説明書で確認してから接続します。
組み戻して起動し、BIOSの「Monitor」→「Fan Speed Monitor」など、説明書のCPUファン回転数画面を開きます。ROG X870Eの例では「CPU Fan Speed」で確認できます。
数値のRPMが読めるか、N/Aや0のままかを記録します。正しい接続でも信号が取れない場合や、実際にファンが止まる場合は電源を切り、下限値の変更へ進みません。
この手順で使う公式リンク
RPMが読める場合は、説明書に従い3ピンのDC制御、4ピンのPWM制御など実際のファンに合う設定か確認します。4ピン形状だけでPWM対応と決めつけないでください。
ASUSの対応機種では「Monitor」→「Q-Fan Configuration」で確認できます。極端な低回転設定を使っていた場合は、記録してから「CPU Fan Profile」のStandardなど通常設定で比較します。
この手順で使う公式リンク
ファンが安定して回り、温度も問題なく、正常な回転数だけが警告下限を下回ると確認できた場合に限り、説明書の「CPU Fan Speed Low Limit」を確認します。
クーラーの最小回転数とメーカー案内に合わせ、監視できる下限値を選びます。N/Aを隠すためのIgnoreや、F1警告全体の無効化は使わず、条件が不明ならメーカーへ確認します。
警告の切り分けでは、CPUクーラーが実際に回るか、CPU_FANにRPMが表示されるか、CPU温度がどう推移するかを別に控えます。見えているケースファンが回ることをCPUファンの確認にしません。正しい信号が読めなければ、警告の下限だけ変えても配線や停止の状態は分かりません。
ファンが止まる、急に温度が上がる、異音が続く場合は電源を切り、メーカー手順で点検します。回転する羽根を指や物で止めて確認しません。確認する画面とファンの型番を写真やメモへ残すと、回転数の問題か実際の停止かを説明できます。
二つのファンを分岐ケーブルでつなぐ場合、両方のRPMが同時に同じ端子へ返るとは限りません。信号を返す枝を製品の図で確認し、対象ファンがその枝へ接続されているか見ます。ハブに別電源が必要なら、その接続も確認しますが、装飾照明の電源とは分けて扱います。
端子の許容電流とファンの消費条件は基板とクーラーの仕様で確認します。回転数が読めないからといって、同じ端子へファンを追加し続けません。型番が不明なハブや変換ケーブルを外す比較も、必要な冷却を保てる接続へ戻せる場合だけ計画します。
標準プロファイルで安定して回り、温度にも異常がないと確認してから、正常な低回転と警告下限の関係を調べます。最低回転数の仕様と起動時の実際の数値を照合します。設定が有効になるまで一時的に低いのか、ずっと低いのかも分けて記録します。
警告が消えても、冷却停止を検出できなくなる設定は採用しません。選択できる下限値が合わない場合は、Ignoreへ進むのではなくメーカーへ型番と回転数を伝えます。変更前の値を残し、改善しなければその値へ戻します。
完了確認は起動警告だけでなく、BIOSでRPMが読めること、CPU温度が急上昇しないこと、通常再起動でも回転することです。温度基準と制御方式は型番ごとの資料で判断し、他人のファン曲線をそのままコピーしません。確認のためにいきなり高負荷をかける必要はありません。
再発した場合は、設定値、RPM表示、温度、起動時刻、使用する分岐やハブをまとめます。水冷ではポンプとファンの信号を別に報告します。正常だった設定と新しい配線の差が説明できれば、監視を緩め続けるより点検箇所を絞れます。
変更内容を確認して保存し、再起動後にCPUファンのRPMと温度を確認します。温度の基準はCPU・クーラーの仕様に従い、全機種共通の数値で正常と判断しません。
警告が消えたことだけで完了にせず、通常起動でファンが回り続けることも確認します。N/Aや停止が再発した場合は、設定をさらに緩めず接続・ファンの診断を依頼します。
改善したか確認する
- CPU_FANの回転数が数値で読め、ファンが正常に回る
- 再起動後も過熱やファン停止がなく、警告条件を説明できる
改善しない場合・設定を戻す場合
- 適切な端子でもN/Aが続く場合は、ファン・分岐ケーブル・基板の診断を依頼する
- 冷却不良や取り付けの不安がある場合は、使用を止めてクーラーの設置状態を点検してもらう
このガイドの適用範囲
対処ガイド — 観察した状態ごとに接続・対応仕様・設定を切り分け、再起動後の表示と動作で確認します。
掲載内容は2026-10-13の情報確認に基づきます。以降の変更は公式出典でご確認ください。
よくある質問
ファンが回っていてもCPU FAN Errorは出ますか?
はい。正常な低回転が監視下限を下回る場合があります。まずCPU_FANの数値と冷却状態を確認します。
CPU Fan SpeedをIgnoreにすれば直りますか?
監視を隠すだけでは、接続不良や停止の原因は直りません。回転数が読めない場合は配線やファンの診断を優先します。
分岐した二つのファンのRPMは両方見えますか?
製品の信号経路に依存します。回転数を返す枝とBIOSの表示対象を説明書で照合します。
水冷ポンプをCPU_FANへ移せばよいですか?
電源と信号の接続は製品ごとに違います。メーカー指定を確認し、空冷向け配線を無条件に当てはめません。
出典・情報の更新
- My fan is not working as intended, is it faulty? ↗
- ROG X870E Series BIOS Manual, E25062 ↗
- CPU Over Temperature Error after bootup ↗
- 主な出典の更新・解決日
- 公式ページで日付を特定できないため記載していません
- 本サイトの確認日
- 2026-10-13
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