使い方 · HandBrake

HandBrakeで必要な音声トラックを選んで動画変換する

無料・オープンソースのHandBrakeデスクトップ版向けです。ソースごとに音声トラックが異なるため、プリセット任せにせず[音声]タブで言語と内容を確認します。

公開 · 更新 · FaultNote 編集方針

HandBrakeで必要な音声トラックを選んで動画変換するの流れ:2言語の動画を1言語の配布版にする、ソースと再生互換性を決める、音声トラックを選ぶ、短い範囲を変換して聞く、選択を直して本番出力する、本編音声と解説音声を短く聞き分ける、次の動画で同じ番号を使わない、結果から次の操作を選ぶ
この記事の手順・確認項目の一覧。実際のアプリ画面ではありません。

この記事が役立つ人・作業前の準備

  • 多言語動画から日本語音声だけを残したい人

用意するもの

  • 変換権限のある動画と十分な空き容量を用意する

2言語の動画を1言語の配布版にする

日本語と英語が入った素材から英語だけを残す例では、元ファイルを変更せず別名の出力を作ります。タイトルを読み込んだ後に音声タブで各トラックを確認し、不要な言語の行を削除します。最初からある既定行の音声を変えただけで、別の行に不要トラックが残っていないかも確認します。映像のタイトルを切り替えたときは音声一覧も再確認します。

音声に関しては言語、トラック名、コーデック、チャンネル数を記録します。会話のある区間で短く変換し、目的の言語が聞こえることと、左右の片側だけになっていないことを確認します。全編の処理前にこの確認を行えば、選択ミスで長い変換をやり直す負担を減らせます。ただし短い確認だけで全編の音声内容や破損を検証したことにはなりません。

出力後はプレーヤーの音声メニューで残ったトラック数を確認します。字幕は音声とは別設定なので、必要な字幕が残っているか、意図しない焼き込みがないかも点検します。入力にない翻訳音声を作る機能ではないため、希望言語のトラックが存在しない場合は、別の正規素材があるかを確認します。

複数の動画をキューへ入れる作業では、最初の素材で設定を決めた後も素材ごとの音声行を確認します。言語の優先ルールが同じでも、該当する言語がない素材では別の音声が選ばれる場合があります。対象言語が存在することと実際の選択結果を確認してからキューへ追加します。出力名が重複していないことも、この段階で点検します。

音声だけを選ぶ作業でも、出力の映像が本来のタイトルかを確認します。複数タイトルのディスクや素材では、短い予告編等を選んでいる可能性があります。長さと映像の冒頭を確認し、必要な本編を選んでから音声を確定します。変換後の長さや内容が元の目的と違う場合は、音声設定だけを繰り返し直さず、タイトル選択へ戻って調べます。

  1. 別名の出力を選ぶ
  2. 音声一覧の全行を確認する
  3. 会話区間で短く変換する
  4. 出力の音声数と字幕を確認する

ソースと再生互換性を決める

[ソースを開く]>[ファイル]で動画を選び、タイトルと長さを確認します。広い互換性が必要なら[プリセット]のFast 1080p30などを出発点にします。プリセットによっては音声がステレオ化されるため、最終用途を先に決めます。

  1. 動画を開く
  2. タイトルと長さを確認する
  3. 用途に合うプリセットを選ぶ

音声トラックを選ぶ

[音声]タブを開き、不要な自動追加行を削除して[トラック]から日本語など目的の音声を選びます。必要ならAAC、Stereo、160kbpsなど再生先に合う設定を指定します。言語表示がUnknownなら短い試写で内容を聞き分けます。

  1. 音声タブを開く
  2. 目的のソーストラックを選ぶ
  3. コーデックとミックスを確認する

短い範囲を変換して聞く

[範囲]を秒またはチャプターにして1分程度を指定し、保存先を test-audio.mp4 にして[エンコード開始]を押します。完成動画を通常のプレーヤーで再生し、目的の言語、左右、音量、映像との同期を確認します。

  1. 短い範囲を指定する
  2. 別名でエンコードする
  3. 音声内容と同期を確認する

選択を直して本番出力する

誤った声なら元動画を再度読み込み、[音声]の別トラックへ変更します。複数音声を残す場合は行を追加しますが、プレーヤー側で切り替え可能か確認します。プリセットの音声選択動作は[選択動作]で言語優先へ設定できます。

  1. 必要なら別トラックへ変更する
  2. 複数保持時は行を追加する
  3. 全範囲で本番出力する

本編音声と解説音声を短く聞き分ける

言語が同じでも本編、監督解説、音声解説が別トラックになっている場合があります。トラックの名前・チャンネル数を確認し、会話のある短い区間を変換して聞きます。言語表示だけで本編と判断しないようにします。

必要な音声を2つ残す場合は、音声タブにそれぞれの入力トラックを追加します。生成ファイルをプレーヤーで開き、音声切り替えメニューから両方を選べるか確認します。通常の再生では1トラックだけが聞こえます。

  1. トラック名とチャンネル数を確認する
  2. 会話のある区間で試す
  3. 出力後に音声切り替えを確認する

次の動画で同じ番号を使わない

プリセットが保持するのは音声の選択ルールで、各素材に共通する固定トラックではありません。次の素材ではトラック順や言語が変わり得るため、キューへ追加する前に音声タブを確認します。

Passthruを選んでも入力形式が合わない場合はフォールバックのエンコーダーが使われることがあります。再圧縮を避けたい場合は入力コーデックと選んだPassthru形式を確認し、出力の音声情報を照合します。容量や互換性を優先する場合も、聞こえ方を短い出力で確かめます。

  1. 素材ごとに選択音声を確認する
  2. Passthruと入力形式を照合する
  3. 出力の音声情報と再生を確認する

結果から次の操作を選ぶ

表は横にスクロールできます →

結果から次の操作を選ぶ
状態判断次の確認
言語は合うが内容が違う解説音声の可能性名前と短い会話区間で判別
不要な言語も残る別の音声行が残っている音声タブの全行を確認
Passthruでも再圧縮される入力形式と指定が合わないフォールバック設定と出力を確認

注意点・利用条件

  • 著作権保護を回避せず、変換権限のある素材だけを扱います

よくある質問

日本語を選んだのに解説音声です。

言語タグだけでは本編と解説を区別できません。各トラックを短く試して聞き分けます。

元の5.1chが2chになりました。

選んだプリセットやミックスダウンがStereoです。対応コンテナと再生機器を確認し、Surround対応設定または適切なパススルーを選びます。

音声を選ぶと字幕も同じ言語になりますか?

音声と字幕の選択は別です。両方を確認し、出力後に音声メニューと字幕メニューを個別に点検します。

毎回トラック2を選べばよいですか?

素材によって順番が変わるため固定しません。言語、名前、短い再生で必要なトラックを確かめます。

出典・確認日

情報確認日:。仕様・操作方法・価格などの確認に使用した出典を掲載しています。適用条件や現在の情報は各リンク先で確認してください。

関連する活用ガイド

使い方の一覧へ →