比較・選び方 · Windows 11 Home/Proのバージョン別の更新終了日(Microsoft Lifecycleおよびリリース情報ページの公表値)と、winverによる自機のバージョン確認

Windows 11は「入れっぱなし」では更新が止まる:バージョンごとの更新終了日をwinverから確認する

Windows 11は一度入れたら終わりではありません。バージョン(24H2、25H2のような表記)ごとに更新の提供期間が決まっていて、期間が過ぎたバージョンには月例のセキュリティ更新が来なくなります。Microsoftのリリース情報ページは、Windows 11が年1回の機能更新の周期を持ち、機能更新は暦年の後半に提供され、Home・Pro・Pro for Workstations・Pro Educationには24か月のサポートが付くと述べています。同じ表は、EnterpriseやEducationの終了日が1年遅いことも示しています。この記事は2026-09-20にMicrosoftのライフサイクルページとリリース情報ページを読み、公表されている終了日、自機のバージョンをwinverで確認する手順、そして新しいPCを買う人に関係する26H1という特殊なバージョンの扱いを整理します。日付はMicrosoftの表示をそのまま引用します。

公開 · 更新 · FaultNote 編集方針

Windows 11は「入れっぱなし」では更新が止まる:バージョンごとの更新終了日をwinverから確認するの流れ:1. 更新が止まるのはバージョン単位、2. 公表されている日付(2026-09-20時点の表示)、3. 2つのMicrosoftページで日付の表示が1日ずれる、4. 26H1は「新しいPC向け」で、既存PCへの更新として提供されない、5. 確認と対処の手順
この記事の手順・確認項目の一覧。実際のアプリ画面ではありません。

この記事が役立つ人・作業前の準備

  • 自分のPCのWindows 11がいつまで更新されるのかを確認したい人
  • しばらく更新していないPCが、まだ更新を受けられる状態か確かめたい人
  • 新しいPCを買う前に、プリインストールされているバージョンの意味を知っておきたい人

用意するもの

  • Windowsキー+Rを押して `winver` と入力し、表示されるバージョン(例:24H2)とOSビルドを控える
  • エディション(Home、Pro など)を確認する(設定 > システム > バージョン情報)
  • 更新の履歴を確認できるようにしておく(設定 > Windows Update > 更新の履歴)

1. 更新が止まるのはバージョン単位

Windows 11の更新には2種類あります。毎月のセキュリティ更新と、年1回のバージョン更新(機能更新)です。Microsoftのリリース情報ページは、Windows 11 has an annual feature update cadence. Feature updates are released in the second half of the calendar year and come with 24 months of support for Home, Pro, Pro for Workstations, and Pro Education と述べています(訳は当サイトによるもので、原文は英語です)。年1回の周期、暦年の後半に提供、そしてHome・Pro系は24か月という組み合わせです。

同じページは、月例のセキュリティ更新が毎月第2火曜日に提供され、累積的であるとも述べています。つまりバージョンの提供期間が切れると、その累積更新の流れから外れることになります。

エディションによって期間が違う点も公表されています。同ページの表は、更新の終了日の列を「Home, Pro, Pro Education, and Pro for Workstations」と「Enterprise, Education, IoT Enterprise, and Enterprise multi-session」で分けており、後者のほうが1年遅い日付になっています。同じバージョンでも、エディションで終わる日が違うということです。

2. 公表されている日付(2026-09-20時点の表示)

リリース情報ページの表は、日付をISO 8601形式で示すと明記しています。2026-09-20に読み取った値をそのまま並べます。

この表で真っ先に確認すべきなのは24H2の行です。Home・Pro系の更新終了日は2026-10-13と表示されています。記事を書いている2026-09-20から見て、1か月を切っています。24H2のまま使っているPCは、間もなく月例更新の対象から外れる、ということになります。

23H2の行は、Home・Pro系の欄がすでに End of updates と表示されています。Enterprise系の欄には2026-11-10という日付が残っており、エディションによる差がそのまま表れています。

表は横にスクロールできます →

2. 公表されている日付(2026-09-20時点の表示)
バージョン提供開始日更新終了日:Home/Pro/Pro Education/Pro for Workstations更新終了日:Enterprise/Education/IoT Enterprise/Enterprise multi-session
26H12026-02-102028-03-142029-03-13
25H22025-09-302027-10-122028-10-10
24H22024-10-012026-10-132027-10-12
23H22023-10-31End of updates(表示そのまま)2026-11-10

3. 2つのMicrosoftページで日付の表示が1日ずれる

同じ内容を別のページでも確認しました。Microsoft Lifecycleの Windows 11 Home and Pro のページです。こちらは Windows 11 Home and Pro follows the Modern Lifecycle Policy. と述べ、適用対象として Home, Pro, Pro Education, Pro for Workstations, SE を挙げています。

そのページのリリース一覧では、24H2の終了日が 10/14/2026 6:59:59 AM、25H2が 10/13/2027 6:59:59 AM、26H1が 3/15/2028 6:59:59 AM、23H2が 11/12/2025 6:59:59 AM と表示されています。リリース情報ページのISO表記(24H2は2026-10-13)と比べると、1日ずれて見えます。

当サイトはこのずれの原因を確定できていません。時刻が 6:59:59 AM という形で示されていることから、時間帯の扱いの違いである可能性はありますが、Microsoftがそう説明している文をどちらのページにも見つけられませんでした。したがってこの記事は、どちらか一方を正しいと断定しません。日付が1日単位で問題になる場面(更新の締め切り直前など)では、両方のページを自分で開いて確認してください。

なお23H2については、リリース情報ページが End of updates と表示しているのに対し、ライフサイクルページは 11/12/2025 という過去の日付を表示しています。どちらも「すでに終わっている」という点では一致しています。

表は横にスクロールできます →

3. 2つのMicrosoftページで日付の表示が1日ずれる
バージョンリリース情報ページ(Home/Pro系、ISO表記)ライフサイクルページ(同ページのRelease一覧)
26H12028-03-143/15/2028 6:59:59 AM
25H22027-10-1210/13/2027 6:59:59 AM
24H22026-10-1310/14/2026 6:59:59 AM
23H2End of updates11/12/2025 6:59:59 AM

4. 26H1は「新しいPC向け」で、既存PCへの更新として提供されない

表の中で26H1だけが異質です。他のバージョンが暦年の後半(9月〜10月)に始まっているのに対し、26H1の提供開始日は2026-02-10です。

理由はリリース情報ページの注記に書かれています。Windows 11, version 26H1 is scoped to support new devices that come to market in early 2026 and is not designed as a feature update for existing devices. This version is not offered as an in-place up… と続きます。2026年初頭に市場に出る新しいデバイスを対象としたもので、既存のデバイス向けの機能更新として設計されていない、という説明です。

購入判断に効いてくるのはここです。新しく買ったPCに26H1が入っていることがあり得ます。その場合、更新終了日は表のとおり2028-03-14(Home・Pro系)です。一方、いま使っているPCを26H1にすることは、この注記の書き方からは期待できません。手元のPCに26H1が来ないことを不具合と受け取る必要はない、ということでもあります。

当サイトが確認できていないことも書いておきます。個別の新製品にどのバージョンが入って出荷されるかは、メーカーと出荷時期によって決まる話で、Microsoftのこれらのページからは分かりません。購入前に知りたい場合は、販売ページの仕様欄で「Windows 11 Home 26H1」のようにバージョンまで書かれているかを見ることになります。

5. 確認と対処の手順

手順は短くて済みます。Windowsキー+Rを押し、winver と入力して実行します。表示されるダイアログに、バージョン(例:24H2)とOSビルドが出ます。次に上の表でその行を探し、自分のエディションの列の日付を見ます。

日付が近い、あるいは過ぎている場合の対処は、バージョン更新を受け取ることです。設定 > Windows Update で更新を確認します。ここで新しいバージョンが提示されない場合、理由はいくつも考えられます。機器側の要件、提供の段階的な展開、管理者による制御などです。当サイトはその切り分けをこの記事では扱いません。機能ごとの追加要件については当サイトの別記事があります。

Windows 10を使っている場合は、この記事の表は関係しません。Windows 10の延長セキュリティ更新(ESU)と買い替えの判断は別の記事で扱っています。

最後に、この記事の日付はすべて2026-09-20時点でMicrosoftのページに表示されていた値です。Microsoftは日付を変更することがあります。判断の直前には必ず自分で開き直してください。

表は横にスクロールできます →

5. 確認と対処の手順
状況見るところこの記事で言えること
自分のバージョンが分からないwinver(Windowsキー+R)バージョンとOSビルドが1画面で分かる
終了日を知りたいリリース情報ページの表、またはライフサイクルページエディションの列を間違えないこと。Home・Pro系とEnterprise系で1年違う
終了日が近い設定 > Windows Updateバージョン更新を受け取るのが対処。提示されない理由の切り分けはこの記事の範囲外
新品PCの購入を検討中販売ページの仕様欄のバージョン表記26H1は新しいデバイス向けで、既存デバイスへの機能更新としては提供されないとMicrosoftが注記している
まだWindows 10この表は対象外ESU・アップグレード・買い替えの判断は当サイトの別記事

注意点・利用条件

  • この記事の日付はすべて2026-09-20時点でMicrosoftのページに表示されていた値です。Microsoftは日付を変更することがあります。
  • Microsoftの2つのページで、同じバージョンの終了日が1日ずれて表示されています。原因を説明する記述をどちらのページにも見つけられなかったため、当サイトはどちらか一方を正しいと断定していません。
  • 更新終了日はエディションによって違います。表の列を取り違えると1年ずれます。
  • 新しいバージョンが Windows Update に提示されない理由の切り分けは、この記事では扱っていません。
  • 個別の新製品にどのバージョンが入って出荷されるかは、ここで読んだMicrosoftのページからは分かりません。
  • この記事はWindows 11のバージョンについてのものです。Windows 10のサポート終了と延長セキュリティ更新は別の話で、当サイトの別記事で扱っています。

よくある質問

自分のWindows 11がいつまで更新されるか、どこで分かりますか。

まず winver で自分のバージョン(24H2 のような表記)を確認し、次にMicrosoftのリリース情報ページの表で、自分のエディションに対応する列の日付を見ます。2026-09-20時点の表示では、Home・Pro系で24H2が2026-10-13、25H2が2027-10-12、26H1が2028-03-14です。

終了日を過ぎるとどうなりますか。

Microsoftのリリース情報ページは、月例のセキュリティ更新が毎月第2火曜日に提供され、累積的であると述べています。バージョンの提供期間が終われば、その流れから外れることになります。当サイトは、その後に何が起きるかを実機で確認しておらず、これ以上のことは述べません。

Windows 11 Proなら期間が長いのですか。

いいえ。表の列は「Home, Pro, Pro Education, and Pro for Workstations」と「Enterprise, Education, IoT Enterprise, and Enterprise multi-session」で分かれており、Proは前者です。後者の日付のほうが1年遅く表示されています。

26H1が来ません。不具合ですか。

リリース情報ページの注記は、26H1が2026年初頭に市場に出る新しいデバイスを対象としたもので、既存のデバイス向けの機能更新として設計されていないと述べています。手元のPCに提示されないこと自体は、その説明と矛盾しません。

2つのMicrosoftページで日付が違って見えます。どちらが正しいですか。

当サイトは判定していません。リリース情報ページはISO 8601形式で2026-10-13(24H2、Home・Pro系)と表示し、ライフサイクルページは 10/14/2026 6:59:59 AM と表示しています。時刻が付いている点から時間帯の扱いの違いである可能性はありますが、そう説明する記述をどちらのページにも見つけられませんでした。1日単位で問題になる場面では両方を開いて確認してください。

出典・確認日

情報確認日:。仕様・操作方法・価格などの確認に使用した出典を掲載しています。適用条件や現在の情報は各リンク先で確認してください。

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